元
Low Ambient Temperature and Intracerebral Hemorrhage: The INTERACT2 Study
2016 2月 オーストラリア
脳内出血は冬に増えるが それがどの程度のものかよくわかっていない。
そこで気温と脳内出血リスクとの関連を1時間毎に調べてみたそうな。
1997人の脳内出血患者について直前24時間の気温データとの関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・気温20℃に比べ10℃以下では脳内出血リスクが上昇し、
・10℃では1.37倍、0℃では1.92倍、-10℃では3.13倍、-20℃は5.76倍だった。
・低気温にさらされた3時間以降のはっきりとした関連はなかった。
・1日のうちでは6:00-10:00、20:00-23:00に発症ピークがあった。
脳内出血リスクは低い気温にさらされた数時間内に大きく上昇する、
というおはなし。
感想:
いままでにない なまら詳細な報告だな。