元
Prevalence of Pseudobulbar Affect following Stroke: A Systematic Review and Meta-Analysis.
2016 1月 イギリス
脳卒中患者の感情変化の不安定さはよく知られているが、どのくらいの患者がそうなるのかは明らかでない。
そこで脳卒中のあとに情動調節障害であるスードバルバーアフェクト(PBA)になった患者についてのこれまでの研究を総括してみたそうな。
関連する信頼度の高い研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・被検者3391人を含む15件のPBA研究がみつかった。
・PBA患者の割合は、脳卒中の発症後1ヶ月未満で17%、1-6ヶ月内で20%、6ヶ月以降では12% だった。
・症状は、笑いの暴走よりも泣くほうが多かった。
泣き笑いの感情がコントロールできなくなるスードバルバーアフェクトは、脳卒中患者のおよそ5人に1人が経験していた。さらに8人に1人では半年後にも起きていた、
というおはなし。
感想:
感情失禁のほうがわかりやすいな。
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