元
Changes in the physical activity of acute stroke survivors between inpatient and community living with early supported discharge: an observational cohort study.
2015 12月 イギリス
入院中と退院後の身体活動を調べて脳卒中患者の早期退院支援の目安を考えてみたそうな。
平均年齢69、41人の脳卒中患者について、
座位、立位、歩行の各時間および歩数を
入院中と自宅への退院後で計測 比較したところ、
次のようになった。
・すべての項目で有意な差があった。
・退院後、歩数は 474→1193で2倍以上になり、
・立位の時間は 51分→100分に増えた。
退院後、身体活動量はおよそ2倍になった。早期退院支援はこのあたりの活動量を目安にするといいだろう、
というおはなし。
感想:
「早期退院支援(early supported discharge)」は外国の考え方とはいうけれど、オレは入院したその日のうちに 一刻も早く退院するよう勧められた。
すこしでも元気そうな患者には病棟の床やトイレの掃除をやらせればいいんじゃないかな。早く退院したくなる。