元
Treatment choice for patients with hemorrhagic cerebral stroke expected to be in a disabled condition -An analysis of questionnaire responses of patients' families.
2015 12月 日本
意識障害をともなう脳出血患者への外科的手術の適用の可否は通常 患者親族が決定することになる。
この決断に影響を与える要因を調べてみたそうな。
脳出血患者の親族30人と看護師18人について、
仮想状況として 患者を手術した場合の後遺症程度を4段階設け、
それぞれのケースでの手術希望をアンケートした。
また、自分が患者であった想定での選択にも答えてもらった。
次のことがわかった。
・後遺症が重くなるほど手術拒否が多くなった。
・自分が患者だったらどう考えるか、が決断に影響するもっとも大きな要因だった。
・看護師は、患者親族よりも手術を望む傾向にあった。
この種の決断は患者の事前の意志確認が望ましい。医療スタッフによる患者親族へのできるかぎり詳細な説明が必要である、
というおはなし。
感想:
原文が日本語(pdf)で読める。 とても興味深い内容だった。
『...で、このあと脳死が確認された場合にはですね、こちらの臓器提供同意書のほうに速やかにサインをしていただきたいのですが、、、』 と続くんだろか?