元
Safety, Feasibility, and Efficacy of Vagus Nerve Stimulation Paired With Upper-Limb Rehabilitation After Ischemic Stroke
2015 12月 アメリカ
迷走神経の電気刺激はてんかん治療に用いられている。いっぽう動物実験では 脳卒中後の迷走神経刺激により 脳の可塑性が促されることがわかってきた。
これを人間で試してみたそうな。
脳梗塞後6ヶ月以内の患者21人について、
*迷走神経刺激+上肢リハビリ 9人
*上肢リハビリのみ 11人
の2グループに分け、1回2時間x週3回x6週間の治療を行った。
迷走神経は首に埋め込んだ装置を無線制御で リハビリ訓練に併行して電気刺激した。
次のことがわかった。
・深刻な有害事象は起きなかった。
・迷走神経刺激グループで上肢機能スコアが大きく改善した。
リハビリ訓練しながらの迷走神経刺激は可能で、安全そうだった。慢性期脳卒中患者にも試したい、
というおはなし。
感想:
装置埋め込みの恐怖と痛みに見合う成果が得られるかどうか、、