元
The effects of very early mirror therapy on functional improvement of the upper extremity in acute stroke patients.
2015 11月 トルコ
脳卒中上肢麻痺へのミラーセラピーの効果を、発症後早い時期に適用した場合で調べてみたそうな。
発症後10日前後の8人の脳卒中患者を2グループに分け、一方にはミラーセラピーを施した。
両グループには通常のリハビリも併行した。
これらを3週間継続したのち 上肢の感覚運動機能を比較したところ、
次のことがわかった。
・一連の治療後、両グループで有意な改善の差はなかった。
・ミラーセラピーグループに有害事象はなかった。
脳卒中発症後 早期の上肢ミラーセラピーに特筆すべき効果は確認できなかった、
というおはなし。
感想:
ふつーに考えたら早い方が効果的。
CI療法もそうなんだけど、早期に適用すると効果がない治療法っていうのはメンタル効果がとても大きいんだと思う。