元
Participation in Complex and Social Everyday Activities Six Years after Stroke: Predictors for Return to Pre-Stroke Level.
2015 12月 スウェーデン
どれくらいの脳卒中患者が6年後、発症前のレベルに戻れるものなのか、調べてみたそうな。
脳卒中患者349人を6年間フォローして、応用的日常生活動作(Frenchay Activities Index:FAI)を屋内、屋外活動、職場 について評価したところ、
次のことがわかった。
・121人の調査を完遂できた。
・79.3%は軽症患者だった。
・6年後、84%の患者がFAI≥15の活動的なレベルであると評価された。
・発症以前のレベルよりも回復した患者は35%で、65%はそれより低かった。
・補助なしでの歩行、若いこと、3ヶ月時点での回復が良かったこと、が良好な回復と関連していた。
6年後 35%の脳卒中経験者は発症まえ以上に回復していた。歩行能力の改善と社会参加を促すことが長期的な回復につながるだろう、
というおはなし。
感想:
軽症患者でも半数以上は6年後も悩んでるってことなんだよな。