元
The efficacy of movement representation techniques for treating limb pain - a systematic review and metaanalysis.
2015 11月 ドイツ
脳に運動している様子を提示するテクニック、たとえばミラー療法や運動イメージ訓練、動作観察訓練などに ある種の四肢の痛み緩和効果があるという報告がいくつもある。
信用できるものかどうか、いままでの研究をまとめて検証してみたそうな。
ミラー療法や運動イメージ訓練、動作観察訓練と
複合性局所疼痛症候群(CRPS)、幻肢痛、脳卒中後疼痛、その他急性疼痛に関する15件の研究を厳選し 再解析したところ、
次のことがわかった。
・これらの方法は疼痛や障害の軽減に 概ね有効だった。
・QOLの若干の改善効果もあったが 有意ではなかった。
・ミラー療法と運動イメージ訓練はCRPSに適していると考えられた。
・運動イメージ訓練は外傷や手術の痛みに適していると考えられた。
・しかしCRPS以外に いずれの方法も 幻肢痛、脳卒中後疼痛への効果は確認できなかった。
というおはなし。
感想:
ミラー療法は幻肢痛に効くってことで有名になったんじゃないのかな? まぼろしだったのか、、