元
Income Inequality, Economic Growth and Stroke Mortality in Brazil: Longitudinal and Regional Analysis 2002-2009.
2015 9月 ブラジル
脳卒中は世界の死亡原因の10%以上を占め、その多くは低中所得国で起きている。
ブラジル国内での所得格差と脳卒中死亡率との関連および 1人あたりのGDPの影響を調べてみたそうな。
2002-2009の脳卒中死亡率、所得格差を示すジニ係数を求め、1人あたりのGDPとの関連を含め解析したところ、
次のことがわかった。
・所得格差はそれ自体が脳卒中死亡率と関連していた。
・1人あたりのGDPの向上は、脳卒中死亡率のへの所得格差の影響をわずかに軽減するのみだった。
・ジニ係数の10ポイントの減少は、脳卒中死亡率の18%の低下に相当した。
ブラジルでは所得格差と脳卒中死亡率が明らかに関連していた、
というおはなし。
感想:
日本の所得格差って縮小傾向にあるんだって、、ピケティが言ってた。