元
Epidemiological Investigation of Patients in Persistent Vegetative States in Aomori, Japan.
2015 8月 日本
遷延性意識障害(持続的植物状態)の原因や特徴を青森県民について調べてみたそうな。
患者の性別、年齢、病気の原因、入院施設の種類に関するアンケート調査を 青森県の682の医療施設に対して行った結果、
次のことがわかった。
・217施設(31.8%)から回答があった。
・1198人の遷延性意識障害患者(男性/女性=381/817)データを得た。
・そのうち80歳以上が63.4%を占めた。
・64.4%は脳卒中が原因だった。
・48.1%は介護施設に、34.6%は病院に入院中だった。
・青森県では100万人あたり患者869人の割合で、宮城県の2倍に相当した。
将来、高齢化が進むと 遷延性意識障害患者も増加するだろう、
というおはなし。
感想:
30年くらいまえ青森の女医さんに 脳卒中になることを「あたるって言うのよ」 とやさしく教えてもらった思い出。