元
Spouses of Stroke Survivors Report Reduced Health-Related Quality of Life Even in Long-Term Follow-UpResults From Sahlgrenska Academy Study on Ischemic Stroke
2015 8月 スウェーデン
脳卒中経験者の配偶者の生活の質を長期的に調べてみたそうな。
70歳未満で脳卒中経験の夫婦248組と健常者夫婦245組について、健康に関連した生活の質HRQoLおよび身体、精神心理状態を7年間フォローした。
次のことがわかった。
・配偶者の年齢中央値は64、男性割合は35%だった。
・脳卒中経験者の配偶者のHRQoLはメンタル面のすべて、特に全体的健康感や日常の役割機能の点でスコアが低かった。
・脳卒中経験者の障害が重いほど、また年齢が高いほど、配偶者の身体的健康レベルが低かった。
・脳卒中経験者にウツや認知障害があると配偶者の精神的健康が損なわれた。
脳卒中経験者の配偶者の健康関連QoLは初年度のみならず長期間にわたり低い状態にあった、
というおはなし。
感想:
妻や夫の脳卒中は大きな負担であるってことは容易に想像できる。その状態がいつまでも続く、という点がこの論文のユニークなとこなのかな、、