元
Do efforts to decrease door-to-needle time risk increasing stroke mimic treatment rates?
2015 6月 アメリカ
血栓溶解治療を急ぐほど脳卒中でない患者に薬を打ってしまう可能性が高まる。
実際にどのくらいそういった例があるのか、調べてみたそうな。
2010年1月から2014年2月にかけて、大学病院に入院して血栓溶解療法を受けた脳卒中患者の、病院到着から血栓溶解療法開始までの時間と 脳卒中類似症状だった者の推移を解析したところ、
次のことがわかった。
・この間に "病院到着から血栓溶解療法開始までの時間"は89分→56分に短縮した。
・脳卒中類似症状だった患者の割合は、6.7%→6.7%→12.9%→30.0% と増加した。
血栓溶解治療を急かされる気持ちもわかるけど、お医者さんはもっと注意してね、
というおはなし。
感想:
類似症状患者はおおむね若いから、多少無茶しても出血しない ってどこかで読んだ、、
自分だったら、救急車呼ぶべきかどうか悩む余裕があるなら、2-3時間お茶でものんでくつろいでみるけどな。