元
Effects of premorbid physical activity on stroke severity and post-stroke functioning.
2015 6月 ノルウェー
脳卒中になる直前の身体活動状況と、発症後の回復度との関連を調べてみたそうな。
脳卒中患者183人について発症前の歩行習慣をアンケート調査し、急性期、1年後までの神経症状、生活動作の自立度、歩行スピード、バランス能力をフォローした。
次のことがわかった。
・習慣的な歩行の持続時間と、急性期のあらゆる機能回復度に明らかな関連があった。
・1回に連続して30分間以上歩行していた患者は非常に回復が良かった。
・歩行とバランス機能に関しては1年後も同様の関連を示していた。
発症前の歩行習慣と回復度に明らかな関連が見られた。30分以上歩行する習慣があると脳卒中になっても順調に回復できるだろう、
というおはなし。
感想:
歩く頻度とは関連はなかったらしい。
障害は脳のやられた位置で必ずしも決まるわけではなくて、しぶとい人というのはあまり乗り物に頼らない性向を持っていたりするのかもしれんね、、