元
Muscle activation of drivers with hemiplegia caused by stroke while driving using a steering wheel or knob.
2015 4月 韓国
片麻痺の自動車運転で、スピンナーノブを使用したときの筋肉の働きを健常者と比較してみたそうな。
脳卒中で左側片麻痺の5人と、体格の似た4人の健常者について、
*ステアリングを直接操作して右左折
*スピンナーノブを使っての右左折
を右手のみで行った。
その際、右腕の三角筋、二頭筋、上腕三頭筋の筋電図を測定し比較したところ、
次のことがわかった。
・健常者グループではステアリングとスピンナーノブ使用時で右左折時ともに、筋肉活動に明らかな差はなかった。
・片麻痺グループの左折時、ステアリングまたはスピンナーノブの使用で筋肉活動に差はなかったが、
・右折時はステアリングとスピンナーノブ使用で筋肉活動に差が生じた。
・上腕三頭筋に限定すると、片麻痺患者の右折時は スピンナーノブのほうが明らかに筋肉活動が低かった。
・さらに片麻痺患者の右折時の上腕三頭筋の筋肉活動は、健常者のそれよりも有意に低かった。
脳卒中経験者がスピンナーノブを利用すると、ステアリングホイールを直接操作するよりもはるかに少ない筋肉活動で済む、
というおはなし。
感想:
運転してると ステアリングの戻し操作がいまだぎこちない。特に左折したあと。いつも軽自動車に煽られる。 スピンナーノブ試してみたくなる、、