元
Cancer in Young Adults With Ischemic Stroke
2015 4月 スウェーデン
ガンは脳梗塞の原因となり得る。
そこで脳梗塞患者にガンが見つかる頻度と死亡リスクを調べてみたそうな。
15-49歳の脳梗塞患者をおよそ10年間フォローした医療記録から1002人ぶんを抽出して解析したところ、
次のことがわかった。
・77人(7.7%)がガンと診断された。
・そのうち39人(3.9%)は脳卒中以前にガンと診断されていた。
・ガンと診断された者の53.2%(41人)はフォロー期間中に死亡していた。
・ガンと診断されてから脳卒中になるまでの期間はおよそ 4.9年で、
・脳卒中からガンが見つかるまでの期間は 6.7年だった。
・脳卒中後のガンは40歳以上で大酒飲み、喫煙者に多かった。
・亡くなった者の割合は、ガンあり68.6% vs. ガンなし19.7% だった。
脳梗塞の原因が明らかでなく、しかもガンが見つかった若年患者は生存可能性が低い、
というおはなし。
感想:
このひと月で脳梗塞とガンについての記事をよく見かけるようになった。なぜだろう、、
軽い脳梗塞とホッとしていたのも束の間 実はガンでしたと告げられる患者の割合と見分け方
なぜ脳梗塞患者はガンになりやすいのか