元
Dietary Intakes of Glutamic Acid and Glycine Are Associated with Stroke Mortality in Japanese Adults.
2015 4月 日本
アミノ酸のなかまグルタミン酸とグリシンは血圧に関連があると言われている。
そこで、これらアミノ酸の摂取量と脳卒中死亡率との関連を調べてみたそうな。
岐阜高山市に住む29079人に食事アンケートを取り、脳卒中による死亡を16年間追跡した結果、
次のことがわかった。
・この間に677人が脳卒中で死亡した。
・摂取たんぱく質に占めるグルタミン酸の割合が高いと、女性の脳卒中で亡くなるリスクが0.7倍に低下した。
・グリシンを多く摂取すると高血圧でもない男性の脳卒中死亡リスクが上昇し、特に脳梗塞で1.9倍になった。
・これらの関連は アミノ酸の由来が動物性または植物性に依らなかった。
グルタミン酸やグリシンの摂取量が脳卒中死亡率に関連しているかもしれない、
というおはなし。
感想:
グリシンを多く摂ると危ないんだな、、
ウィキペディアによるとグリシンは、
『 多くの種類のタンパク質ではグリシンはわずかしか含まれていないが、ゼラチンやエラスチンといった、動物性タンパク質のうちコラーゲンと呼ばれるものに多く(全体の3分の1くらい)含まれる。』とある。
コラーゲンって本当に効果があるの?(国立健康栄養研究所)