元
Effect of forced use of the lower extremity on gait performance and mobility of post-acute stroke patients.
2015 2月 台湾
麻痺脚の強制使用訓練の効果を調べてみたそうな。
発症後3ヶ月以上経った脳卒中片麻痺患者21人を2グループに分け、一方には麻痺脚の強制使用訓練、他方には通常の理学療法訓練を2週間施した。
強制使用訓練では、健常側の靴に 外側が高くなる傾斜の入った中敷きを入れ 麻痺脚へ体重が掛かるようにした状態で様々な訓練を行った。
次のようになった。
・強制使用グループのほうが歩行、移動能力が向上した。
・歩行スピードの向上度および対称性が強制使用グループで著しく優れていた。
・しかし いずれのグループもQoLの改善はなかった。
脳卒中患者の麻痺脚の強制使用訓練により歩行スピードと対称性が従来型訓練よりもおおきく改善した、
というおはなし。
感想:
麻痺してる側の脚をついついかばってしまう。気づくと脚を引きずっていたりする。靴に工夫を加えるだけで改善できるならアリかな。