元
Stroke patients' knowledge about cardiovascular family history - the Norwegian Stroke in the Young Study (NOR-SYS).
2015 3月 ノルウェー
心血管疾患の家族歴の有無は 脳卒中のリスク要因とされている。そこで、若年脳卒中患者が家族歴をどの程度認識していたのか調べてみたそうな。
15-60歳の脳梗塞患者257人に面談して、両親、父方母方の祖父母の心血管疾患の有無について調査したところ、
次のことがわかった。
・心血管疾患の家族歴は59%の患者で確認できた。
・脳卒中に限定したときの家族歴は、父親で18.7%、母親が17.9%だった。
・祖母の心血管疾患歴を「知らない」と答えた割合は、父方祖母で45.5%、母方祖母で32.4%だった。
・男性に比べ女性患者の方が家族歴に詳しかった。
・脳卒中の家族歴よりも冠動脈疾患の家族歴をよく記憶していた。
若年脳卒中患者の心血管疾患の家族歴の割合は高かった。女性の方が家族歴に詳しく 母方の家系についてよく知っていた、
というおはなし。
感想:
母方の家系で脳卒中が多かったのでずーっと気にはしていた。でも気にしていただけで予防に良さそうなことはほとんどしていなかった。