元
Tobacco Chewing and Adult Mortality: a Case-control Analysis of 22,000 Cases and 429,000 Controls, Never Smoking Tobacco and Never Drinking Alcohol, in South India.
2015 3月 インド
タバコには煙の出るタイプと無煙タイプがある。インドでは35-40%が無煙の噛みタバコを使用している。
噛みタバコと脳卒中などの死亡リスクとの関連を調べてみたそうな。
1998-2000に死亡した8万人分の世帯への聴き取り調査および 比較のための60万人分の調査データを解析したところ、
次のことがわかった。
・35-69歳の非喫煙、非飲酒のケース(死亡22460人、比較用429360人)に限定して死亡リスクを解析した。
・噛みタバコ経験がある者の死亡リスクは30%高かった。
・特に、呼吸器疾患やガンの死亡リスクが各々50%アップし、
・脳卒中の死亡リスクも40%高かった。
・対象死亡者の7.1%は噛みタバコが原因と考えられた。
非喫煙、非飲酒者を対象とした大規模な調査結果から、噛みタバコ経験者の呼吸器疾患、ガン、脳卒中での死亡リスクの高さが明らかになった、
というおはなし。
感想:
自分はタバコやんないけど、無煙タバコやってる人を見たことがない。
インドでは価格の安さで普及しているようだ。