元
Purpose in Life and Cerebral Infarcts in Community-Dwelling Older People
2015 3月 アメリカ
人生に意義と目的を感じている状態では病気のリスクが低下するという。
そこで、高齢者の人生の目的度と脳梗塞との関連を調べてみたそうな。
1700人以上の高齢者に毎年、人生の目的度を調べるアンケートを行った。
彼らの死後、脳を摘出してスライスし、梗塞の数をカウントした。
梗塞は、ラクナ梗塞などの目に見えるマクロなものと、顕微鏡下でみえる小さなミクロなものに分類し、人生の目的度との関連を解析した。
次のようになった。
・調査期間中に453人分のデータが集まった。
・マクロな梗塞は34%にみつかった。
・ミクロな梗塞は28%にみつかった。
・人生の目的度が高いほど、マクロな梗塞は少なかった。
・しかしミクロな梗塞数との関連はみられなかった。
・この傾向は肥満度、喫煙、糖尿病、血圧、運動不足などを考慮に入れても同様だった。
人生の目的は脳の梗塞数に影響するのかもしれない、
というおはなし。
感想:
高齢になっても抱き続ける人生の目的ってなんだろうな、、、