元
The obesity paradox in stroke: lower mortality and lower risk of readmission for recurrent stroke in obese stroke patients.
2015 1月 デンマーク
肥満はおおくの病気のもとであり 長生きできないと言われる。しかし脳卒中に限ってはなぜか死亡率が低い。
このパラドックスが脳卒中の再発についても同様なのか調べてみたそうな。
BMI情報のある脳卒中患者29326人について約10年間追跡調査したところ、
次のことがわかった。
・調査期間に被験者の26.9%が死亡し、8.3%が脳卒中の再発で入院した。
・標準体重者に比べ、過体重(BMI:25-30)および肥満(BMI>30)の死亡率はとても低かった(0.8倍)。
・一方、低体重(BMI<18.5)の死亡率は非常に高かった(1.7倍)。
・脳卒中の再発で入院するリスクも、肥満者でとても低かった(0.8倍)。
肥満の脳卒中患者は死亡率が低いのみならず 再発率も低かった、
というおはなし。
感想:
肥満パラドックスを知ってから何度も太ろうとしてきたけど、けっきょくいつもお腹を壊しておしまい。