元
Weight reduction after severe brain injury: a challenge during the rehabilitation course.
2015 2月 デンマーク
脳を損傷した患者の体重変化、栄養状態について調べてみたそうな。
リハビリ病院に入院して3ヶ月以内の患者76人について調査したところ、
次のことがわかった。
・患者は入院時 すでに体重が6%ほど低下していた。
・外傷性脳損傷の患者は脳卒中患者に比べ体重減少が大きかった。
・30%の患者は栄養失調リスクが高く、
・そのうちの52%は入院時すでに非経口栄養だった。
・脳損傷の程度や合併症、機能回復、入院日数と栄養失調との関連は見られなかった。
脳損傷患者では体重低下に特に注意が必要だろう、
というおはなし。
感想:
リハビリ病院にいるときは いっつもお腹が空いていて、隣ベッドの患者の留守中に運ばれてきた天ぷらそばをこっそり食べてしまいたい衝動と必死に戦った思い出。