元
Somatosensory assessment and treatment after stroke: An evidence-practice gap.
2015 1月 オーストラリア
脳卒中患者の感覚障害は珍しくない。そこで、ひごろ療法士さんがこの問題にどう対応しているものか調べてみたそうな。
作業療法士および理学療法士172人にアンケート調査したところ、
次のことがわかった。
・現在進行形で脳卒中患者を扱っているOTの63%、PTの37%から回答が得られた。
・そのほとんどの療法士(93%)は日常的に脳卒中患者の感覚障害に遭遇していた。
・感覚障害を測定する方法の70%は標準的なやり方ではなかった。
・ほとんど全ての療法士(98%)は感覚障害に対して代替戦略または再学習を薦めていた。
・エビデンスに基づいた治療はまれで、多くは同僚の意見や直近の経験に従ったものだった。
・時間、件数、情報アクセス上の制約から エビデンスに基づいた治療を行う困難さを感じていた。
多くの療法士は感覚障害への対応の重要性を理解していた。しかし現場ではエビデンスを欠いた評価法 治療法が少なからず用いられており、理想と現実のギャップが存在していた、
というおはなし。
感想:
どんなものか知らないけど、そのエビデンスとやらにじゅうぶんな説得力がありさえすれば みな採用すると思うけどな、、
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