元
Pain among institutionalized stroke patients and its relation to emotional distress and social engagement.
2015 1月 オランダ
脳卒中後の疼痛と精神的苦痛、社会参加の問題との関連を調べてみたそうな。
介護施設に入所中の慢性期脳卒中患者274人について調査した結果、
次のことがわかった。
・28%の入所者がかなりの痛みを感じていて、その68%は身体の麻痺側の痛みだった。
・この疼痛が精神的苦痛スコアの60%に関連していて、
・妄想、興奮、攻撃、抑うつ、不安といった臨床症状とも関連していた。
・疼痛は社会参加度の低さとも関連していたが、精神的苦痛スコアを考慮に入れるとその関連は消えた。
脳卒中後の疼痛は精神的苦痛の元であり、社会参加を妨げる原因にもなる、
というおはなし。
感想:
「痛み」を語る脳卒中ブログは滅多にみない。
痛みは外から見てわからないので説明がつらい。同病者ですら共感がむつかしい。
しぜんと内向きになり表現を諦めるんだろうな、、