元
Changes in Functional Outcome Over the First Year After StrokeAn Observational Study From the Swedish Stroke Register
2014 12月 スウェーデン
脳卒中後1年間の機能回復程度の変化と関連する要因を調べてみたそうな。
2008-2010のスウェーデンの脳卒中患者の64万人あまりの医療記録から発症3ヶ月後、12ヶ月後の致命率、日常生活動作(ADL)を抽出し他のパラメータとの関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・致命率は 3ヶ月時点で13%、12ヶ月時点では18%(男16%、女20%)だった。
・ADL上で依存状態にある者の割合は、3ヶ月で16%、12ヶ月で28%(男23%、女35%)だった。
・3ヶ月から12ヶ月にかけてADL依存状態に落ち込む要因として、女性、糖尿病、入院時昏睡などとの関連がみられた。
発症3ヶ月以降は病状が安定化するという常識に反して、3ヶ月から12ヶ月にかけて日常生活動作的に自立から依存に悪化してしまう患者が思いのほか多かった。この傾向は女性に多く見られ およそ6分の1の者が相当した、
というおはなし。
感想:
ほんとかね。
たとえばバリアフリー化していない自宅に退院して、入浴の度にちょっと移動の手を借りるようになった場合、「ADLの悪化!」にされちゃうんじゃないのかな?
それとも ポイントは女性に多いってとこなのかな、、