元
The Use of Cuff Weights for Aquatic Gait Training in People Post-Stroke with Hemiparesis.
2014 12月 アメリカ
麻痺した脚に重りを着けたときの歩行が どう変わるのか調べてみたそうな。
平均年令66、脳卒中で片麻痺の患者21人について、次の3つの状況下での水中歩行を記録、解析した。
*膝に重りを着ける
*足首に重りを着ける
*重りをつけない
次のようになった。
・重りを着けたときに平均歩行スピードが著しくアップした。
・歩調、歩幅、関節の動きなどは "非"麻痺脚で変化し、
・麻痺脚での歩行パラメータの変化はほとんどなかった。
麻痺脚に重りを着けると歩くスピードが速くなった。しかし麻痺脚に動作の変化がなかったのはちょっと残念、
というおはなし。
感想:
これって 重りで筋肉が鍛えられたわけではなくて、「おもり着けられちゃったからいつもよりガンバらなきゃ」という気持ちの勢いだけで速くなったんだよね。
ただでさえ動きにくい麻痺脚へのさらなる負荷は健常な脚が代償してしまう、ってことと理解。