元
Sex differences in lifetime risk and first manifestation of cardiovascular disease: prospective population based cohort study.
2014 11月 オランダ
55歳時点での脳卒中を含む心血管疾患になる生涯リスク(割合%)を男女で比べてみたそうな。
55歳以上で心血管疾患の無かった8419人を最長20年間追跡したところ、
次のことがわかった。
・この間に2888人が心血管疾患になり、そのうち1198人が脳血管障害、826人が冠動脈疾患だった。
・55歳時点での心血管疾患全体の生涯リスクは、男性で67.1%、女性が66.4%だった。
・種類別では男性で冠動脈疾患27.2%、脳血管障害22.8%、女性では冠動脈疾患16.9%、脳血管障害29.8%の順だった。
・1000人あたりの患者数の差は男性にくらべ女性は冠動脈疾患が102人少なく、脳血管障害は70人多かった。
55歳時点での心血管疾患の生涯リスクは男女でほぼ同じだったが、男性は冠動脈疾患、女性は脳血管障害になりやすかった、
というおはなし。
感想:
これだけ割合が高いと 特別なことでもなんでもなくて、もう ただの老化現象だな。