元
Combined action observation and imagery facilitates corticospinal excitability
2014 11月 イギリス
脳卒中のリハビリに用いられる動作観察療法とイメージ訓練法は脳の似たような場所を活性化する。
通常これらの方法は別々のものとして扱われる。
そこで、一緒にやってみたときの効果を調べてみたそうな。
19人の健常者を対象に、人差し指を開く動作を訓練させた。
以下の各々の状況下で訓練を行った。
*動作ビデオを観たあとに指示に従ってイメージ訓練をする
*動作ビデオを観るのみ
*イメージ訓練のみ
*比較のための状況
訓練ののち、TMSを使って脳皮質から人差し指および小指筋肉への運動誘発電位を測定した。
次のことがわかった。
・動作観察とイメージ訓練を組み合わせた状況下で運動誘発電位が最も大きかった。
・この効果は人差し指の筋肉についてのみ現れた。
動作観察やイメージ訓練は、個々に行うよりも組み合わせたほうがより効果的であろう、
というおはなし。
感想:
ロッキーを観たあとにシュッシュッシュッってやるのは意味があるんだな。