元
A Mirror Therapy-Based Action Observation Protocol to Improve Motor Learning After Stroke.
2014 11月 オランダ
ミラーセラピーは脳卒中で麻痺した手のリハビリに役立つと言われている。
そこでミラーセラピーの考え方に基づいた動作観察療法を実験してみたそうな。
慢性期脳卒中患者37人について、麻痺手をすばやくを伸ばす動作の訓練を行った。
2グループに分けて、
*一方には健常手をつかって手を伸ばす動作を記録し鏡像反転したビデオを観せた。
*もう一方のグループには風景の写真を見せた。
その後、動作速度を計測した結果、
次のようになった。
・動作に要した時間がビデオグループで18.3%、写真グループで9.1%短縮した。
・グループ間での実時間の差は平均0.14秒におよんだ。
ミラーセラピーに基づいた動作観察療法が脳卒中患者の手のリハビリに役立つことがわかった、
というおはなし。
感想:
鏡に映せば済むものをわざわざビデオに撮って反転させて上映する理由がよくわからなかった。