元
Community re-integration and long-term need in the first five years after stroke: results from a national survey.
2014 11月 アイルランド
脳卒中経験者が何を必要とし、社会生活で何に困っているのかを長期的視点で調べてみたそうな。
24-89歳、発症5年後までの脳卒中経験者196人にアンケートしたところ、
次のことがわかった。
・75%以上が移動、感情、疲労、集中力の困難を経験していた。
・感情的苦痛と疲労がもっともサポートニーズの高い問題だった。
・介助が必要なシーンの52%は家族に頼っていた。
・42%は脳卒中で人間関係が大きく変わったと感じていた。
・60%は経済的に打撃を受けた。
・66歳未満で復職できたのは23%のみである いっぽう、
・60%は自動車運転を再開していた。
脳卒中は金銭面を含む社会生活に大きな影響をもたらす。感情的苦痛と疲労の問題は珍しくなく 満足のゆく解決策もない。家族には高レベルのサポート能力が求められる。若年者であれば復職サポートがもっとも効果的なリハビリであろう、
というおはなし。
感想:
疲労と感情問題か、、 同じ悩みを抱える仲間がたくさんいることを知ってかえって安心した。