元
SIRRACT: An International Randomized Clinical Trial of Activity Feedback During Inpatient Stroke Rehabilitation Enabled by Wireless Sensing.
2014 9月 アメリカ
脳卒中患者の日々の歩行状況を詳しく解析してフィードバックしてあげることで、やる気を引き出せるものか 実験してみたそうな。
11カ国16のリハビリ施設に入院中の135人の脳卒中患者について、
両足首に無線接続の3軸加速度計を装着させた。
このデータを解析することで、歩行速度、距離、時間などを定量評価できる。
患者をつぎの2グループに分けて、療法士さんが
*歩行速度のみを通知する、 または
*歩行活動の詳細な解析結果を参照してアドバイスする、
を週に3回ペースで継続した。
次のようになった。
・両グループで、1日あたりの歩行時間(~15分間)および歩行速度(~0.9m/s)に明らかな差は生じなかった。
・それどころか30%の患者は1日の歩行時間が減少傾向にあった。
脳卒中患者の歩行状況をモニターして詳細な解析情報をもとにアドバイスを継続したものの、歩行時間の増加や歩行スピードアップにはつながらなかった、
というおはなし。
感想:
たぶん むつかしいこと言ってもわかんないんだと思う。
カウンセリングだけの遠隔リハもダメだろな、、