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2014年9月30日

スニッカーズを油で揚げて食べると脳血流が、、、


A randomised crossover trial of the acute effects of a deep-fried Mars bar or porridge on the cerebral vasculature.
2014  9月  イギリス

スコットランドの人は「揚げマーズバー」といってスニッカーズに衣を着けて揚げたものをよく食べる。

揚げマーズバーが脳血流に及ぼす影響を調べてみたそうな。


24人の健常者に揚げマーズバーまたは牛乳粥を食べさせた90分後の脳血流を超音波検査機で測定し、比較した。


次のことがわかった。

・全体的には揚げマーズバーと牛乳粥グループとで顕著な差はなかったが、

・男女別にみると、男性で脳血流が明らかに低下することがわかった。


砂糖と油のかたまりを食べても概ね大したことはないが、男性については脳血流がやや低下する。これは脳卒中リスクになり得るであろう、


というおはなし。


これ
揚げマーズバー


感想:

身体に悪そうなことは実験しなくてもわかる。でも 男性のみ ってところが興味深い。

2014年9月29日

リハビリのやる気を引き出すために両足に加速度計を着けて解析結果をもとに週3回丁寧にアドバイスしてみた


SIRRACT: An International Randomized Clinical Trial of Activity Feedback During Inpatient Stroke Rehabilitation Enabled by Wireless Sensing.
2014  9月  アメリカ

脳卒中患者の日々の歩行状況を詳しく解析してフィードバックしてあげることで、やる気を引き出せるものか 実験してみたそうな。


11カ国16のリハビリ施設に入院中の135人の脳卒中患者について、
両足首に無線接続の3軸加速度計を装着させた。

このデータを解析することで、歩行速度、距離、時間などを定量評価できる。

患者をつぎの2グループに分けて、療法士さんが

*歩行速度のみを通知する、  または
*歩行活動の詳細な解析結果を参照してアドバイスする、

を週に3回ペースで継続した。


次のようになった。

・両グループで、1日あたりの歩行時間(~15分間)および歩行速度(~0.9m/s)に明らかな差は生じなかった。

・それどころか30%の患者は1日の歩行時間が減少傾向にあった。


脳卒中患者の歩行状況をモニターして詳細な解析情報をもとにアドバイスを継続したものの、歩行時間の増加や歩行スピードアップにはつながらなかった、


というおはなし。


感想:

たぶん むつかしいこと言ってもわかんないんだと思う。

カウンセリングだけの遠隔リハもダメだろな、、

2014年9月28日

脳卒中のあとの過活動膀胱を改善するツボの位置は


Electroacupuncture at points Baliao and Huiyang (BL35) for post-stroke detrusor overactivity.
2013  6月  中国

やたらトイレが近くなる過活動膀胱は脳卒中患者で珍しくなく、6ヶ月後でも20%が相当するという。

そこで、過活動膀胱への鍼治療の効果を調べてみたそうな。


脳卒中後に過活動膀胱の患者66人について

仙骨の後ろに並ぶツボ BaliaoおよびHuiyang(BL31-BL35)への電気鍼治療を2週間に10回行った。

半数はツボを外した偽刺激グループとした。


次のようになった。

・リアル鍼治療グループで膀胱コントロール能力が大きく改善し、

・下部尿路症状が緩和され、上部尿路障害リスクが低下した。

仙骨の後ろに並ぶツボ群への鍼刺激は脳卒中後の過活動膀胱の治療に効果的である、


というおはなし。

鍼刺激 仙骨のうしろ


感想:

仙骨の辺りってその種の機能が集まっているのかな。

偶然、昨日のニュースにこんなのみつけた。
「便失禁」の新治療法 保険適用も 患者500万人 仙骨神経を刺激

2014年9月27日

乗馬マシン vs. バランスボール 脳卒中リハビリに効くのはどっち?


The effects of horse riding simulation training on stroke patients' balance ability and abdominal muscle thickness changes.
2014  8月  韓国

乗馬マシンセラピーが脳卒中患者のバランス機能や腹部筋肉に及ぼす影響を調べてみたそうな。


脳卒中で片麻痺の患者30人について

*乗馬マシン
*バランスボール

のいずれかに乗るグループに分け、1回30分間x週3回x8週間の訓練を行った。

その後、バランス機能と 腹部筋肉の厚さを超音波で計測し、比較した。


次のようになった。

・乗馬マシングループではバランス機能が著しく向上した。

・乗馬マシングループでは麻痺側の腹部筋肉厚に変化が見られた。

・バランスボールグループでは有意な変化はなにもなかった。


乗馬マシンセラピーは脳卒中患者のバランス機能と腹部筋肉の非対称性の改善に効果的である、


というおはなし。


この実験に使用したパナソニック社製Core Muscle Trainer(EU6441)JOBA、約20万円



感想:

全身振動マシンよりは効果がありそう。

2014年9月26日

脳卒中を経験した子供の聴覚機能は、、


Central auditory processing outcome after stroke in children.
2014  9月  ブラジル

子供の脳卒中が聴覚機能に及ぼす影響を調べてみたそうな。


脳卒中を経験したことのある7-15歳の23人(男性13人)について、

騒音の中から言葉を聴きとるテストや
両耳から同時に入った数字を聴き分けるテストなど計5種類の聴覚検査を行った。

年齢、性別の一致する健常者で同じ検査を行い比較した。

また、脳の損傷部位との関連も調べた。


次のことがわかった。

・騒音下に単語を聴きとる聴覚補完機能は健常者と同レベルだった。

・しかし選択的注意を要する聴覚能力に著しく欠けていた。


脳卒中を経験したほとんどの子供がなんらかの聴覚障害を示していた。この障害の程度は損傷した脳半球の違いに依らなかった、


というおはなし。



感想:

大人なら失語症になりかねない状況でも、子供は可塑性が半端ないため脳半球を切り替えて適応してしまった。
そういうことかな。

2014年9月25日

低頻度rTMSの慢性期脳卒中への効果について


Does inhibitory repetitive transcranial magnetic stimulation augment functional task practice to improve arm recovery in chronic stroke?
2014  8月  アメリカ

反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)は脳卒中後の上肢麻痺を非侵襲的に改善できる方法である、と言われている。

これを確かめてみたそうな。


慢性期脳卒中で上肢麻痺の患者22人について、損傷脳と反対側に低頻度rTMSを、週4回x4週間行った。

患者はリアルrTMSと偽rTMSの2グループに分類された。

rTMSの直前に、個別に最適化された上肢運動訓練が1時間行われた。

改善度を比較したところ、


次のようになった。

・リアル、偽rTMSの両グループ間で、上肢機能の改善度に差はなかった。

・脳の皮質興奮性を示す運動誘発電位にもグループ間の差はなかった。


この実験ではrTMSの上肢機能の改善効果は確認できなかった。患者が適していなかったのかも知れない、


というおはなし。

運動誘発電位rTMSによる


感想:

いままで「rTMS万歳!」的な報告ばかりだったのでかえって新鮮に感じた。

2014年9月24日

再発脳梗塞患者はリハビリでどこまで回復できるのか?


Functional gain following rehabilitation of recurrent ischemic stroke in the elderly: Experience of a post-acute care rehabilitation setting.
2014  9月  イスラエル

脳梗塞が再発した患者の機能回復度について調べてみたそうな。


リハビリ病院に入院した高齢脳梗塞患者919人について、入院時と退院時の機能的自立度評価(FIM)を行った。

次のことがわかった。

・716人が初回脳梗塞で、203人(22%)が再発だった。

・入院時および退院時のFIMスコアは両グループでほぼ同じだった。

・年齢、入院日数、退院時のメンタル検査スコア、入院時のFIMスコアのみが機能回復度に関連があった。

・脳梗塞の再発でリハビリ病院に入院した高齢患者は、初回脳梗塞患者に比べてほぼ同等の機能的自立度を得ることができた。


脳卒中の再発は、リハビリ的にはそう悲観する要因ではない、

というおはなし。



感想:

リハビリ病院は 皆が構ってくれてる とても居心地の良い場所である。
明確に意図せずとも、寂しさを紛らわすために再発を主張して入院してくる高齢者は少なくないのではないか。

そういう患者ならきっちり元のレベルに回復するだろう、、 と想像してみた。

2014年9月23日

脳卒中後の疲労は職場復帰を困難にする


Post-stroke fatigue is associated with impaired processing speed and memory functions in first-ever stroke patients.
2014  8月  フィンランド

脳卒中のあとの疲労とウツ、認知機能との関係を調べてみたそうな。


若年脳梗塞患者133人について疲労、ウツの神経心理テストおよび記憶力、推理力などの認知機能テストを発症3ヶ月後、6ヶ月後、2年後に行った。


次のようになった。

・発症3ヶ月後時点で、疲労ありグループは33人、疲労無しグループは100人だった。

・疲労のある患者は無しの者に比べ6ヶ月後でも思考処理速度、記憶力が劣っていた。

・疲労とウツ症状は関連していた。

・思考処理速度と記憶力の低下はウツ症状が解決したのちも続いていた。

・疲労があると2年後時点での復職率が低かった。


脳卒中発症後3ヶ月時点での疲労は ウツ症状や認知機能の低下、復職困難と関連があった。疲労のある患者の思考処理速度や記憶力はウツ症状が収まったのちも続いた、


というおはなし。



感想:

たしかにウツと疲労は別物で、疲労のほうがずっと長く続いた。

2014年9月22日

CIミラーセラピーの効果とは


Effect of constraint-induced movement therapy and mirror therapy for patients with subacute stroke.
2014  8月  韓国

CIセラピーにミラーセラピーを加えてみたときの効果を調べてみたそうな。


亜急性期の脳卒中患者26人を次の3グループに分けた。

*通常リハビリ+CIセラピー+ミラーセラピー
*通常リハビリ+CIセラピー
*通常リハビリ

2週間の訓練の後、上肢機能を7種類の指標で評価、比較した。


次のようになった。

・CIセラピーを行ったグループは通常リハビリグループよりも高い改善度を示した。

・さらにCIセラピーにミラーセラピーを組み合わせたグループはCIセラピーのみのグループよりも box and block test, 9-hole Pegboard test, grip strengthの3テストで優れたスコアを出した。


CIセラピーにミラーセラピーを組み合わせるとCIセラピーのみ よりも効果的である、


というおはなし。
CIミラーセラピー


感想:

よく見ると
「実験意図をよーく理解したやる気マンマンの患者を選んだ」って書いてある。しかもCIセラピーなので最初から指が動く患者のみを対象にしているし、、

なるほどこういう結果が出てもなんの不思議もない。

2014年9月21日

麻痺していない手の機能も低下するものなのか


Changes in motor function in the unaffected hand of stroke patients should not be ignored.
2014  7月  中国

脳卒中での麻痺の影響は損傷脳と同側の手にも及ぶと言われている。

確かめてみたそうな。


脳卒中で右脳損傷の男女について、右利きで意識が正常レベル、座っていられる患者(30人)を選別し、右手の機能を健常者(38人)と比較した。

手の機能評価は従来型の方法(リンドマークスコア)と、時間内に指をタップできる回数を採用した。

2週間のリハビリ前後での改善度も比較した。


次のようになった。

・指のタップ回数は男女共に、健常者のほうが著しく多かった。

・リハビリの後、指のタップ回数およびリンドマークスコアは大きく改善した。

・指のタップ回数とリンドマークスコアに関連があった。


脳卒中患者の非麻痺手の機能は健常者に比べ明らかに劣っていた。非麻痺手のリハビリにも注意を払うべきではないのか、


というおはなし。



感想:

2人3脚の相方が怪我したわけだからペースを合わせてあげるのは当然のことで、問題視する必要はないと思う。

利き手が麻痺してもQOL落ちないし、、

2014年9月20日

利き手が麻痺になるとやっぱりQOLも低いの?


Effect of dominant hand paralysis on quality of life in patients with subacute stroke.
2014  8月  韓国

利き手が麻痺になった脳卒中患者の生活の質QOLを調べてみたそうな。


亜急性期の脳卒中片麻痺患者を次の2グループに分けた。

*利き手麻痺
*非利き手麻痺

両グループに健康関連QOLアンケートおよび自立度、ウツ度の調査を行い比較した。


次のようになった。

・両グループ間で健康関連QOLに有意な差は見られなかった。

・同様に自立度、ウツ度もあまり差はなかった。


亜急性期に利き手が麻痺している脳卒中患者は、非利き手が麻痺の患者に比べてQOLにさほど違いはなかった、

というおはなし。

利き手と非利き手

感想:

なるほど利き手でないとダメなシーンって 箸、包丁、尻拭き...あまり思いつかない。

2014年9月19日

胃瘻からすぐに復帰できる脳卒中患者の特徴が明らかに


Predictors of recovery of functional swallow after gastrostomy tube placement for Dysphagia in stroke patients after inpatient rehabilitation: a pilot study.
2014  8月  アメリカ

胃瘻増設から早くに回復できた脳卒中患者の特徴を調べてみたそうな。


2008-2012に脳梗塞または脳出血で入院し、
嚥下障害のため胃瘻を増設され その後リハビリ部門に移された患者のうち、

退院までに胃瘻が必要で無くなった者とそうでなかった者との医療記録を比較したところ、


次のことがわかった。

・条件に適合する患者は胃瘻増設者の3分の1にあたる32人いた。(残り2/3は介護施設へ直行)

・胃瘻をやめられなかった患者の年齢は非常に高かった。(73 vs. 54)

・脳出血患者のほうが嚥下機能がやや回復しやすかった。(80% vs. 47%)

・左脳損傷患者は嚥下機能回復が非常に良かった 。


年齢が若く左脳損傷の脳卒中患者は、胃瘻増設となっても嚥下機能は早くに回復するであろう、


というおはなし。

胃瘻

感想:

初耳、右脳には嚥下に必要な なにか重大な機能が隠されているのではないか?

2014年9月18日

ロシアの脳卒中死亡者の4-5人に1人は酒の飲み過ぎが原因


Fraction of stroke mortality attributable to alcohol consumption in Russia.
2014  9月  ベラルーシ

ロシアでは脳卒中死亡率が非常に高い。その原因の1つとして大量の飲酒が指摘されている。

そこで大量飲酒に起因する若年者の脳卒中死亡割合を調べてみたそうな。


1980-2005の脳卒中患者登録データとアルコール消費データとの関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中で死亡した男性の26.8%、女性の18.4%がアルコールが原因と考えられた。

・そのうち、男性の57.5%、女性の43.5%が30-44歳の若年者だった。


ロシアの脳卒中死亡率の高さは大量飲酒が原因かも知れない。特に若い男女への飲酒対策が必要だろう、


というおはなし。

ロシアのアルコールと脳卒中死亡率


感想:

ソビエト時代のグラフがズレ過ぎ。

酒で温まる効用はないのかね。ロシアは寒くて脳出血になりそうなイメージがある。

2014年9月17日

脳卒中のあとの座りがちな行動はいつまで続くのか


Sedentary behaviour in the first year after stroke: a longitudinal cohort study with objective measures.
2014  9月  イギリス

脳卒中を経験するとどのくらい運動しなくなるものなのか1年間調べてみたそうな。


平均年齢72の急性期脳卒中患者96人を1年間追跡調査した結果、


次のことがわかった。

・脳卒中経験者は(まったく運動をせずに横になるか)座りがちな行動を取りがちだった。

・1日24時間のうち81%が座りがちな行動だった。

・身体機能にかかわらず、座りがちな行動パターンは脳卒中のあと1年間 変わらなかった。


脳卒中経験者は座りがちな行動パターンを示し、少なくとも1年間はそのままだった。このあたりを改善することがリハビリにつながるのではないか、


というおはなし。



感想:

脳卒中になる前の方が座っている時間が長かったかもしれない。

2014年9月16日

ピアノ訓練の上肢リハビリ効果について


A piano training program to improve manual dexterity and upper extremity function in chronic stroke survivors.
2014  8月  カナダ

音楽サポートセラピーは脳卒中リハビリによいとされている。

その効果は持続するものなのか 実験してみたそうな。


13人の脳卒中経験者に、1回60分x週3回x3週間のピアノ訓練をおこなった。

訓練ではコンピュータスクリーンに叩くべき鍵盤が表示され 曲を演奏する。

上達度に合わせて徐々に訓練難度が上がってゆく仕組み。

訓練前後と、3週間後の手の器用さ、機能について評価した。


次のようになった。

・訓練前に比べ、訓練直後、3週間後ともにすべての評価で著しい向上があった。

・訓練前の運動レベルが高いほど、訓練後の向上度も大きかった。


ピアノ訓練は慢性期脳卒中患者の上肢訓練に持続的な改善をもたらしうる、


というおはなし。

音楽サポートセラピー


感想:

タブレットアプリにも似たようなのがあるからどんどんやってみればいいと思う。

2014年9月15日

大麻をやった若者が脳梗塞になったという事例


Acute temporal lobe infarction in a young patient associated with marijuana abuse: An unusual cause of stroke.
2014  9月  トルコ

若者の薬物中毒と脳卒中との関連は多く指摘されている。
一方、大麻はコカイン、ヘロイン、アンフェタミンなどに比べるとずっと広く使われているのものの、関連する脳卒中の報告は多くない。

大麻が原因と考えられる事例があったそうな。


・23歳の男性が救急搬送されてきた。

・右半身の脱力と強い眠気があった。

・それまで病気はなく、
・喫煙以外の脳卒中家族歴などのリスク要因はなかった。

・アルコールは正常値だった。

・尿から大麻関連物質(THC)が検出された。

・MRIで脳梗塞と判明した。


若者の脳梗塞と薬物使用は関連がある。若い脳梗塞患者には薬物検査が必要だろう、


というおはなし。

大麻 オバマ


感想:

最近オバマが「大麻はアルコールほど危険ではない」って言っていただけに、大麻よりは喫煙のほうが原因としてはるかに実績あるしそっちを疑うべきなんじゃないか、、、と思った。


2014年9月14日

歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について


The effect of various dual task training methods with gait on the balance and gait of patients with chronic stroke.
2014  8月  韓国

歩行訓練中に運動または認知関連の別の課題を加えた場合の回復程度の違いを調べてみたそうな。


33人の慢性期脳卒中患者について、トレッドミル歩行訓練を1回30分x週3回x8週間行った。

この訓練最中に運動課題、または認知課題を与えた。

運動課題は、ボール投げ、ボタンどめ、水移しなど5種類の計15分間。

認知課題は、連続引き算、単語の反対読み、カウントダウンなど5種類の計15分間。

そして被験者を、

*運動課題x2セット
*認知課題x2セット
*運動課題x1+認知課題x1セット

の3グループに分けてリハビリ後の歩行能力を複数の指標で比較したところ、


次のようになった。

・ タイムアップアンドゴーテストを除く、 Four square stepテスト、10m歩行テスト、6分間歩行テストなどほとんど全てで運動課題+認知課題グループが著しく良い成績を収めた。


脳卒中患者の歩行訓練に別の課題をプラスする場合、運動課題と認知課題を両方行ったほうが一方のみよりも効果が高い、


というおはなし。



感想:

歩きスマホには繊細な指の動きが要求され、同時に考え事に没頭できる。リハビリに最適だと思った。

2014年9月13日

精確な鍼刺激で脳卒中患者の脳の特定の領域が反応した


Acupuncture at Waiguan (SJ5) and sham points influences activation of functional brain areas of ischemic stroke patients: a functional magnetic resonance imaging study.
2014  2月  中国

脳卒中患者への鍼刺激が特異的に脳の活動に影響するものか調べてみたそうな。


16人の脳梗塞患者について、脳卒中に効くとされている Waiguan (SJ5)というツボ(右側)への鍼刺激を行った。

このうち半数は Waiguan (SJ5)に近接する別の場所を刺激した。(偽刺激)

両グループについて脳機能MRI検査を行い、比較したところ、


次のことがわかった。

・本刺激により、右脳のブロードマンエリア7,18,19,23,39野に活動が見られた。

・さらに両側の4,6,45、右の1,5、左の21野に抑制が見られた。

・偽刺激によって、右の7野で活動が、左の10野に抑制が見られた。

・統計学的比較により、本刺激では健常側脳のブロードマン5野への抑制反応が特異的だった。


ブロードマン5野の特異性変化が、ツボWaiguan (SJ5)への鍼刺激が脳卒中患者に効く理由なのかも知れない、


というおはなし。

Waiguan (SJ5)
Waiguan (SJ5)と偽刺激の位置



感想:

ほんとうだとしたら ツボが実在する証拠になるんじゃないのか?

2014年9月12日

中国でも脳卒中で肩が痛くなるの?


Pain management of hemiplegic shoulder pain post stroke in patients from Nanjing, China.
2014  9月  中国

中国での脳卒中患者の肩の痛みの特徴を調べてみたそうな。


2007-2012、南京の病院3施設の脳卒中患者106人について医療記録を調査したところ、


次のことがわかった。

・肩の痛みのある患者の人数は年々増加傾向にあった。

・56.6%が癒着性関節包炎、17.9%が肩関節亜脱臼、13.2%が複合性局所疼痛症候群、12.6%が中枢性疼痛とされた。

・主な症状は、肩の痛みで100%、肩関節の動き制限で98.1%、肩関節の固着で56.6%だった。

・MRIでは57.1%に腱靭帯の損傷、38.1%に腱板損傷が見つかった。

・包括的なリハビリによって肩の痛みは著しく改善した。

・特に鍼治療を併用すると効果が高かった。


というおはなし。


感想:

「肩手症候群」って診断はないのかな。
「肩手症候群」って知ってた? →肩が痛くなって手がむくむ

ちゃんと鍼治療を滑りこませるところが中国。

2014年9月11日

僻地の病院が脳卒中患者数を増やすために採ったマーケティング戦略とは


Stroke Education for Multidisciplinary Medical Personnel in a Rural Area of Japan for Promotion of Hospital Visit of Acute Stroke Patients.
2014  9月  日本

病院を訪れる脳卒中患者数を増やすために、日本のある田舎の病院が職員向けに脳卒中教育を行ってみたそうな。


病院職員217人を対象に急性期脳卒中の特徴、FAST(顔、手、言葉、時間)の意味などについて、20分間の講義を行った。

講義前と3ヶ月後の知識をテストした。


次のようになった。

・FASTの意味について正答率が78%→90%になった。

・FAST以外の知識(視野欠損など)についての正答率は3ヶ月後時点で50%ほどだった。

・急性期脳卒中患者、特にTIA患者の数が講義のあとに大きく増加した。


病院職員へのFAST教育により彼らの脳卒中知識が向上した。田舎の病院がより多くの脳卒中患者を迎え入れるためには全職員一丸となった意識改革が必要である、


というおはなし。


国保水俣市立総合医療センター

感想:

たった217人への教育だけど 田舎だけに対人口比率が無視できないレベルってことなんだろうな。

2014年9月10日

脳卒中は善悪判断に影響を与えるか?


Comparing Moral Judgments of Patients With Frontotemporal Dementia and Frontal Stroke.
2014  7月  チリ

脳の同部位に原因のある認知症患者と脳卒中患者とで道徳的判断に違いが見られるか調べてみたそうな。


前頭側頭型認知症患者19人、前頭部に血管病変のある脳卒中患者9人および同人数の健常者について、

あるシナリオ下での出来事と介在する主人公の意図の組み合わせを提示し、各々のケースの善悪を判定させたところ、


次のようになった。

・両疾患患者は、主人公が危害を加える意図がありながら実行しなかったケースを、健常者に比べて より「許せる」と判断した。

・さらに両疾患患者は、そうする意図はなかったのに危害を加えてしまったケースを、健常者に比べて より「許せない」と判断した。

・両疾患患者は、主人公の意図を汲み取ることをせず、結果重視だった。


この実験から両疾患患者は、結果と意図を統合する認知機能が低下していることがわかった、


というおはなし。

善悪判断

感想:

成果主義にかぶれて 「結果が全てだ!」といつも言っているひとは、ひょっとしたらある種の認知症なのかも知れない。

2014年9月9日

鍼治療が痙縮に効く はほんとうか?


Acupuncture for the treatment of spasticity after stroke: a meta-analysis of randomized controlled trials.
2014  9月  韓国

一般に、鍼治療は脳卒中患者の痙縮に効くとされてきた。

ほんとうかどうか過去の研究を見なおしてみたそうな。


世界の医学研究データベースから関連するものを厳選し、複数の審査者がそれらのデータを再検証したところ、


次のことがわかった。

・総計399人の脳卒中患者を含む8つの研究が見つかった。

・鍼治療によって痙縮度(アシュワーススケール)に改善はなかった。

・生理学的特徴である筋肉の振幅H/M比は、初回鍼刺激の直後に大きく低下した。

・いずれの研究も方法論的な質の高さは評価に値するものではなかった。


鍼治療の脳卒中患者への痙縮改善効果は、これまでの研究の質が低いため結論を出せなかった、まともな研究が為されることを期待する、


というおはなし。

鍼治療


感想:

鍼治療と合気道は似ている。

しかし合気道の「達人」は絶対に総合格闘技には参戦しない。

2014年9月8日

にんにく注射で脳卒中後の疲労が改善された。 ということはつまり...


High-dose thiamine improves fatigue after stroke: a report of three cases.
2014  9月  イタリア

慢性的な疲労には高用量のビタミンB1投与が効果がある。

そこで脳卒中後の疲労に悩む患者へビタミンB1を経口または注射で多めに与えてみたそうな。


次のようになった。

・脳卒中後疲労の3人の患者について、疲労度を評価した。

・血中のビタミンB1レベルを測定し、正常範囲にあることを確認した。

・高用量のビタミンB1投与により、明らかな疲労改善が見られた。


脳卒中後の疲労は 細胞内輸送または酵素的異常による軽度のビタミンB1欠乏症状が原因なのかもしれない、


というおはなし。

図:にんにく注射



感想:

ビタミンB1強化麦はいつも食べてる。量を増やしてみようかな。

2014年9月7日

高齢女性にはカリウムが豊富なバナナを与えると脳卒中予防になるらしい


Potassium Intake and Risk of Stroke in Women With Hypertension and Nonhypertension in the Women’s Health Initiative
2014  9月  アメリカ

食事から摂るカリウムは脳卒中リスクを下げると言われている。

高齢女性についてあてはまるか確認してみたそうな。


脳卒中歴のない50-79歳の閉経後女性9万人あまりについて11年間追跡調査した結果、


次のことがわかった。

・カリウムの平均摂取量は1日あたり2611mgだった。

・カリウムを多く摂っていると、脳卒中リスク、総死亡率ともに10-20%低かった。

・特に、高血圧でない女性では脳梗塞リスクが27%低かった。

・脳出血との関連は見られなかった。


カリウムを多く摂る高齢女性は脳梗塞リスクが低かった、


というおはなし。

カリウムと言ったらバナナ

2014年9月6日

目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに


Motor imagery during movement activates the brain more than movement alone after stroke: A pilot study.
2014  9月  アメリカ

実際の動作に運動イメージを組み合わせたときの脳の働きを調べてみたそうな。


58歳前後で右片麻痺の慢性期脳卒中患者7人について、脳機能MRI検査を行った。

検査時に、

*右手を内側、外側にひねる動作を行う。 
*上記動作中にノブを回してドアを開閉するシーンをできるだけリアルに頭に思い描く。

の2種類の条件下で各々測定し、結果を比較した。


次のことがわかった。

・ひねり動作のみ場合、左脳の感覚運動野と右の小脳に活動が見られた。

・運動イメージを加えた場合、左の下頭頂小葉と右の背外側前頭前野の強い活動がプラスされた。


訓練動作に具体的な目的のイメージを加えることで、脳卒中患者の運動ネットワークのより広い範囲にアクセスできるのかも知れない、


というおはなし。
運動イメージ fMRI


感想:

目的意識のない漫然とした動作の繰り返しだけでは リハビリとして不十分なんじゃない?
ってことと理解。

2014年9月5日

上肢の痙縮はだんだんと良くなってゆくものなの?


Upper-Limb Spasticity During the First Year After Stroke: Stroke Arm Longitudinal Study at the University of Gothenburg.
2014  8月  スウェーデン

上肢の痙縮が脳卒中発症後1年間にどう変化してゆくものなのか調べてみたそうな。


脳卒中患者117人について、発症から3,10日、4週、3,6,12ヶ月後に痙縮の程度および感覚運動機能、疼痛、関節可動域等を評価した。


次のことがわかった。

・3日時点で25%が、12ヶ月後には46%に上肢の痙縮が見られた。

・この間、痙縮のあるほとんどの患者では 時が経つに連れ痙縮が強くなっていった。

・痙縮は初め肘の屈筋に、次に肘の伸筋、そして手首の屈筋に現れた。

・痙縮がある患者は運動機能の障害、痛み、関節可動域の減少、知覚低下の問題もあった。


脳卒中患者の約半数に痙縮が見られ、時間が経つにつれ悪化していった、


というおはなし。


感想:

もう5年経つけど、左腕にだけ大リーグボール養成ギプスを着けているような感覚は常にある。

2014年9月4日

日本人男女700人以上の尿を24時間貯めて塩分摂取量を正確に調べてみた結果、、


Estimation of sodium and potassium intakes assessed by two 24 h urine collections in healthy Japanese adults: a nationwide study.
2014  8月  日本

ナトリウムの摂り過ぎやカリウムの不足は心血管疾患のリスクになる。

そこで、日本人についてナトリウムとカリウムの摂取量を正確に計測してみたそうな。


23の都道府県の福祉施設で働く 健康な20-69歳の男(384人)女(376人)について、24時間の蓄尿試料から1日のナトリウム、カリウムの摂取量を推定した。

正確を期すためにこの蓄尿調査を2回実施した。


次のことがわかった。

・平均ナトリウム排泄量は1日あたり、男性: 206·0 mmol、女性: 173·9 mmolだった。

・同様にカリウム排泄量は、男性: 51·6、 47·2だった。

・これらの量は都道府県によってかなり異なった。

・日常の摂取量を推定したところ、ナトリウムでWHOの推奨値に収まる男性はいなかった。女性は0.1%のみだった。

・ナトリウムで厚生労働省の基準に収まる男性は3.2%、女性は5.0%だった。

・カリウムでは、WHO基準で男女合わせて7.5%が、厚生労働省基準では21.7%が適正範囲内だった。


日本人は想定していた以上に塩分を摂り過ぎているので早急な減塩政策が必要であろう、


というおはなし。


感想:

食塩量に換算すると、どうやら平均で男性14.0g、女性11.8g摂っているらしい。

詳細は本日のクローズアップ現代で。
道は険しい? “減塩社会”への挑戦

2014年9月3日

メロディック・イントネーション・セラピーに音の高さ変化は必要か


The Combination of Rhythm and Pitch Can Account for the Beneficial Effect of Melodic Intonation Therapy on Connected Speech Improvements in Broca's Aphasia.
2014  8月  カナダ

メロディック・イントネーション・セラピー(MIT)はブローカ失語患者向けリハビリ法で、声にリズムや強弱を加えて発語を促す。

しかしそのメカニズムはよくわかっておらず、リズムに比べて音の高さはさほど重要でないとされてきた。

そこのところを確かめてみたそうな。


3人のブローカ失語の慢性期脳卒中患者について、

*リズムと音の高さの変化がある訓練
*リズムのみ、音の高さ一定の訓練
*リズムも音の高さの変化も無い訓練

の3種を1回1時間x週3回x6週間 それぞれ交互に行い、流暢さ、正確さ、適応力等を比較した。


次のようになった。

・いずれの訓練法でも練習した単語の発話精度に改善効果が見られたが、

・リズムと音の高さ変化のある訓練で、練習していない単語への適応力や流暢さがもっとも高かった。

・どの訓練でも発語の機敏さや気分の改善は見られなかった。


メロディック・イントネーション・セラピーにはリズムだけではなく、音の高さの変化も加えるとより効果的である、


というおはなし。


メロディック・イントネーション・セラピー



たのしそう

[メロディックイントネーションセラピー]の関連記事

2014年9月2日

生まれてすぐ脳卒中になったら、言語機能は左右脳どちらに偏るのか


Age at stroke determines post-stroke language lateralization.
2014  8月  アメリカ

脳卒中の発症年齢によって言語機能の左脳への偏りがどう変化するものなのか調べてみたそうな。


左脳損傷の脳卒中患者を発症時期別に、

*新生児期(出生1ヶ月未満)に発症経験した19人、
*それ以降に発症した32人、
*性別と年齢の一致した健常者51人、

の3グループに分けて、脳の言語機能の活動状況を脳機能MRIで測定、比較した。


次のことがわかった。

・病巣の体積の割合は脳卒中グループ間で差はなかった。

・健常者の左脳に偏った言語活動に比べ、新生児脳卒中グループでは両脳半球からの活動信号が大きかった。

・言語機能の左脳への側方度は、健常者 vs.新生児グループでは 78.9% vs. 31.6%、

・健常者 vs. 後期脳卒中グループでは、 87.5% vs. 59.4%だった。

・後期脳卒中グループの左脳への側方度は新生児脳卒中グループよりも明らかに高かった。

・脳卒中の発症年齢と言語機能の側方度は強い関連があった。

脳卒中発症年齢が若いほど脳の可塑性が発揮された。歳を経るにしたがって、左脳がダメージを受けても依然そのネットワークに頼る傾向が確認できた、


というおはなし。


感想:

成人後の言語障害は治りにくいってことの再確認。

でもGoogle自動通訳がまもなく実現して
その延長で言語障害者の意思疎通も可能になりそうな気がしてならない。

2014年9月1日

脳卒中3年後に頭痛で悩む人の割合


Development of persistent headache following stroke: A 3-year follow-up.
2014  8月  デンマーク

脳卒中のあとの頭痛の特徴を調べてみたそうな。

発症後3年経った脳卒中経験者にアンケート調査したところ、


次のことがわかった。

・222人中、12%(26/222)があらたな絶え間ない頭痛を感じていた。

・脳卒中が原因の頭痛は7.2%(16/222)で、そのうち50.0%は緊張性頭痛、31.3%は片頭痛、6.25%は薬物乱用頭痛だった。

・これらの半数以上が中等度から重度の痛みを感じており、頭痛インパクトテスト55以上のスコアに相当した。

脳卒中経験者の10人に1人が新たな頭痛に悩んでいた。そのうち半数は脳卒中由来の緊張性頭痛だった、


というおはなし。

頭痛インパクトテスト



感想:

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