元
Effects of dual task on turning ability in stroke survivors and older adults.
2014 7月 イギリス
歩行の方向転換能力は転倒しないために不可欠である。
脳卒中経験者に注意負荷(二重課題)を与えた状況での歩行パターンを 健常者と比較してみたそうな。
平均年令64、発症後5年前後の脳卒中経験者17人および同年齢の健常者15人について、
歩行中の90度の方向転換動作を、連続引き算(注意負荷)をさせながら測定した。
次のようになった。
・両グループともに、注意負荷のある状態での方向転換動作は、全体的に時間がかかり、内側の脚で支える時間も伸びた。
注意をそらされながらの方向転換動作時の片脚時間の延長は、脳卒中経験者および高齢者に共通の生体メカニズムであり 転倒する要因の1つと考えられる、
というおはなし。
感想:
過去の似たような記事を思い出した。
歩きながら話すと歩幅が狭くなる脳卒中患者は転びやすい
注意負荷を与えたときの歩き方の特徴