元
Capacity and willingness of patients with chronic noncommunicable diseases to use information technology to help manage their condition: a cross-sectional study.
2014 4月 カナダ
脳卒中、高血圧、糖尿病などの慢性病患者がネットを使った医療サポートにどのくらい関心があるものか調べてみたそうな。
2012年3月に少なくとも1種類の慢性病を抱える成人に電話アンケートを実施した。
質問として、
*ネットにつながる手段を持っているか?
*メール、テキストメッセージ、ビデオカンファレンスをやってみたいか?
などを聞き取り、内容を解析した。
次のことがわかった。
・2316人のうち79.8%から回答を得た。
・そのうち、81.9%が高血圧症、26.2%が糖尿病、21.4%が心臓病、7.9%が脳卒中だった。
・76.4%がネット接続可能なパソコンを、73.9%が携帯電話を所有していた。
・3分の2の人が、メールを使った専門家とのやりとりに関心を持っていた。
・テキストメッセージの利用に乗り気な人は少なかった。
・病院から離れた場所に住む人ほどビデオカンファレンスに関心を示した。
・病院まで1時間以上かかる人のおよそ半分がビデオカンファレンスを利用すると予想された。
慢性病をかかえる多くの人がネットを介したメールやビデオカンファレンスに関心を持っていた、
というおはなし。
感想:
やがて聞いたこともない病院からスパムメールが届くようになる。
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