元
Association of Cognitive Functioning, Incident Stroke, and Mortality in Older Adults.
2014 8月 アメリカ
認知機能の低下と脳卒中のなりやすさ、死亡率の関連を調べてみたそうな。
65歳以上、7217人の白人、黒人について3年ごとに長期に追跡調査した結果、
次のことがわかった。
・全体の16% 1187人が脳卒中になった。
・もともと認知機能スコアが低かった者は脳卒中のなりやすさが1.6倍だった。
・脳卒中のあと、認知機能の低下速度は脳卒中まえの約2倍になった。
・これらの傾向は黒人で顕著だった。
・認知機能の低下をともなう脳卒中患者の死亡リスクは高かった。
認知機能の低い高齢者は脳卒中になりやすかった。しかも脳卒中後 認知機能の低下がより速くなり、死亡リスクも上昇した、
というおはなし。
感想:
脳卒中後の認知機能低下速度が2倍ってとこがユニークなんだな。