元
Memory deficits and oxidative stress in cerebral ischemia-reperfusion: Neuroprotective role of physical exercise and green tea supplementation.
2014 7月 ブラジル
脳梗塞による認知、記憶の障害は依然おおきな問題である。
脳梗塞に遭っても神経ダメージが最小になる生活習慣があるかもしれない。
そこで運動や緑茶の神経保護効果を調べてみたそうな。
80匹のネズミについて運動や緑茶サプリメントを摂る習慣を8週間継続させたのち、人為的に脳を30分間虚血状態にしてその後血流を再開した。
運動、緑茶、虚血手術、の組み合わせ毎に8グループに分け、学習記憶能力と脳組織変化を調べた。
次のことがわかった。
・脳虚血によって学習、記憶機能に障害が起きた。
・海馬と前頭前皮質に活性酸素が増加した。
・運動や緑茶習慣のあったグループで神経保護効果が観察できた。
運動や緑茶の両方もしくは一方を8週間継続することで脳虚血後の認知障害が減り、抗酸化酵素の働きが維持されるなどの神経保護効果を観察できた、
というおはなし。
この数ヶ月間、いまさらながらに 毎日 抹茶を飲んでいる。