元
Does the speed of the treadmill influence the training effect in people learning to walk after stroke? A double-blind randomized controlled trial.
2014 7月 韓国
高速トレッドミルとだんだん速くなるトレッドミルのリハビリ効果を比較してみたそうな。
歩行可能な脳卒中患者61人について、通常のリハビリに加えて1回30分間のトレッドミル訓練を5週間、計20回行った。
トレッドミルスピード別に次の2グループに分けた。
*だんだんと速くしてゆくグループ
*通常の歩行速度よりも速いスピード(秒速1.2m)で終始歩行するグループ
その後、敏捷性、持久力、歩調を測定し比較した。
次のようになった。
・敏捷性を示すタイムアップアンドゴーテストは 「だんだん速く vs. 高速」 の順で -1.96 vs. -5.02/s、
・持久力を示す6分間歩行テストは 38.35 vs. 64.40 m となった。
・ステップ長は若干伸び、ステップ幅に差はなかった。
高速トレッドミル訓練は脳卒中患者の歩行リハビリに効果的である、
というおはなし。
感想:
なにかおかしい。
秒速1.2m って時速4キロを超える。健常者以上の能力だ。
もはやリハビリする必要がないと思うのだが、、