元
Orofacial functional impairments among patients following stroke: a systematic review.
2014 7月 香港
脳卒中患者の口腔顔面機能の低下についてしらべてみたそうな。
医学論文データベースから関連する研究を厳選して内容を再吟味したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中患者は健常人に比べ概ね 唇の力や唾液量、咀嚼機能が低下していた。
・麻痺側の咀嚼力や生活の質の変化の詳細についてははっきりしたことはわかっていない。
過去の調査を見直すことで 脳卒中患者の多くが口腔顔面機能の低下を経験していることがわかった。これらの機能低下が自発的に治ることは少ない。リハビリ的になにかできることはないだろうか…
というおはなし。
感想:
いまだ顔左半分の触覚が鈍く、ご飯粒が付いても気づかない。ふと気を抜いたとき ヨダレが垂れることがある。ガムを噛んでいると 左頬の内側を噛んで血豆を作ることがよくある。
発症当初は顔が歪み、左目がとんでもない方向を向いていたことを考えると 現状は十分に満足すべき と考えている。