元
Bidirectional and multi-user telerehabilitation system: clinical effect on balance, functional activity, and satisfaction in patients with chronic stroke living in long-term care facilities.
2014 7月 台湾
脳卒中患者を対象にした双方向遠隔リハビリの効果を調べてみたそうな。
3ヶ所の療養施設にいる24人の脳卒中患者について、
*遠隔での複数人同時リハビリグループ
*対面での通常の理学療法グループ
に分けて、1回50分間x週3回x4週間のバランス関連のリハビリを行い効果を比較した。
遠隔リハビリの現場にはリハビリの素人を1人アシスタントとして配置した。
次のようになった。
・両グループともにバランス機能が大きく改善した。
・バランス機能、満足度ともにグループ間で差はなかった。
遠隔リハビリは技術的にも問題はなく、従来型のリハビリと同等の成果を挙げることができた、
というおはなし。
感想:
理学療法って、患者に触れてなんぼのものと思ってた。
遠隔でしかも1対複数人でも成立すると証明してしまったら、べつにだれがやってもいい仕事になりはしないかい?