元
Action observation therapy in the subacute phase promotes dexterity recovery in right-hemisphere stroke patients.
2014 5月 イタリア
動作観察をした患者は自らの利き手での動作を強くイメージする。
右利きの患者を集めた場合、左脳損傷(右片麻痺)のケースでこそ改善幅が大きくなるであろう、という仮説を検証してみたそうな。
右利きの亜急性期 脳卒中患者67人(左脳損傷30人)について、
上肢の動作観察療法あり、なしのグループに分け、
4週間継続、その効果を5ヶ月後までフォローした。
次のようになった。
・動作観察療法グループでの明らかな上肢機能改善効果があった。
・そのうち、特に右脳損傷患者(左片麻痺)での改善効果が大きかった。
予想に反して動作観察療法は、麻痺が利き手じゃないほうが効きますよ、
というおはなし。
感想:
ちょっと前の記事を思い出した。
動作観察療法が右脳損傷患者には効かないかもしれない理由