元
Adhesive taping vs. daily manual muscle stretching and splinting after botulinum toxin type A injection for wrist and fingers spastic overactivity in stroke patients: a randomized controlled trial.
2014 6月 イタリア
手の痙縮を改善するのに効果的なボツリヌス療法後の過ごし方を調べてみたそうな。
脳卒中で上肢麻痺の患者70人についてA型ボツリヌス毒素を注射した。
その後、
*手首、指の屈筋のテーピンググループ
*毎日{ストレッチ+関節ほぐし運動+スプリント}グループ
に分けて10日間の治療のち、さらに2週間、1か月後まで改善効果をフォローした。
次のようになった。
・毎日ストレッチグループに比べ、テーピンググループでは2週間後、1ヶ月後も手首、指の痙縮スコアは小さかった。
・さらにテーピンググループでは安静時の指の位置が1か月後まで著しく改善していた。
ボツリヌス療法後の過ごし方として、手首、指の屈筋のテーピングは、毎日{ストレッチ+関節ほぐし運動+スプリント}よりもずっと効果的であることがわかった、
というおはなし。
感想:
ボツリヌス療法後は、外からの力の干渉は好ましくないってことなんだろな。