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2014年6月30日

若年脳卒中経験者の10年後の特徴 頭がゆっくり


Long-Term Cognitive Outcome of Ischaemic Stroke in Young Adults.
2014  6月  オランダ

若年脳卒中患者の認知機能の長期的な経過について調べてみたそうな。


2000-2010に発症した50歳未満の脳卒中患者96人について長期フォローし、複数の認知機能テストを行い、61人の健常人と比較した。


次のようになった。

・頭の回転の速さを調べるストロープカラーワードテストと数字符合置換テストの結果が非常に低かった。

・言語記憶テストのスコアも低かった。

・視覚記憶テストは健常者を上回っていた。


若年脳卒中患者は発症後10年以上経ってなお頭の回転速度が低かった、


というおはなし。
ストロープカラーワード数字符合置換テスト


感想:

身体が半分痺れていると普段のあらゆる動作がゆっくりになるので、それにつられて頭の働きも遅くなっている、 気がする。

この仮説にのっとると、意識的な高速貧乏ゆすりで改善できるんじゃないか… と思って実験している。

2014年6月29日

触覚刺激をしながらミラーセラピーをやってみたら…


Effect of mirror therapy combined with somatosensory stimulation on motor recovery and daily function in stroke patients: A pilot study.
2014  6月  台湾

ミラーセラピーに触覚刺激を組み合わせたときの効果を調べてみたそうな。


脳卒中で片麻痺の慢性期患者16人について、

*ミラーセラピーのみ
*触覚刺激+ミラーセラピー

の2グループに分けて両手の動作訓練を行った。

触覚刺激は、金属繊維の織り込まれた手袋に微弱電流を通して与えた。

1回1時間半x週5日x4週間の訓練ののち、


次のことがわかった。
・手の機能を評価する複数の指標で触覚刺激グループの方がスコアが明らかに優れていた。


ミラーセラピーに触覚刺激を加えることで、ミラーセラピーのみの場合よりも麻痺手の機能が大きく改善した、


というおはなし。


感想:

国立台湾大学がなにかの理由があってこの手袋を推したかったんだろうな…と思った。

2014年6月28日

ピロリ菌が脳卒中予防になるは本当か?


Helicobacter pylori Infection Increases Subsequent Ischemic Stroke Risk: A Nationwide Population-based Retrospective Cohort Study.
2014  6月  台湾

ヘリコバクター・ピロリに感染していると脳卒中になりにくいといった報告がある。

これが本当なのか確認してみたそうな。


2000-2010のヘリコバクター・ピロリ患者17332人のデータ、および同年齢、性別の健常人69328人のデータを解析したところ、


次のようになった。

・脳卒中発症率は1000人あたり年間14.8人vs8.45人でピロリグループが高かった。

・ピロリで入院回数が多いほど脳卒中リスクも上昇した。

・ピロリグループでは非塞栓性脳卒中が多く、塞栓性脳卒中は少なかった。


ヘリコバクター・ピロリに感染していると非塞栓性の脳卒中リスクが著しく高かった。ヘリコバクター・ピロリ菌の治療は脳卒中予防になるかもしれない、


というおはなし。



感想:

なるほど真逆の報告があった。
【朗報】胃がんの素ピロリ菌があると脳卒中予防になることが判明

2014年6月27日

足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?


A new clinical sign probably associated to left hemiplegia with left hemineglect syndrome: the crossed legs.
2014  6月  ブラジル

脳卒中で入院したばかりの患者が半側空間無視になるかどうかを判別する方法を発見したそうな。


脳梗塞で入院した右脳損傷患者について、右足を左足の上に交差する頻繁な動作の有無を確認し、のちの半側空間無視テスト結果との関連を解析した。


次のことがわかった。

・左足の上に右足を交差していた患者8人のうち8人は半側空間無視だった。

・足の交差がなかった30人の患者のうち半側空間無視と診断された者はいなかった。


右脳損傷で入院し 左足に右足を乗せている脳卒中患者は半側空間無視になる、


というおはなし。

足を交差する脳卒中患者


感想:

左方感覚の低下から右足が無意識に左足を探ってしまうため なんだとか。

自分も気が付くとやたら両手をこすりあわせているんだけど、似たような理由かな。

2014年6月26日

[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について


脳卒中と自殺および他の外因死との関連について
2014  6月  国立がん研究センター

脳卒中と自殺との関連について調べてみたそうな。


40歳以上の日本人9万3000人を20年間追跡調査した結果、

2014年6月25日

水中理学療法を試してみた


Effects of aquatic physiotherapy on the improvement of balance and corporal symmetry in stroke survivors.
2014  4月  ブラジル

片麻痺患者では主にバランス能力の低下が問題になる。

そこで、水中理学療法のバランスおよびQoL改善効果を調べてみたそうな。


慢性期脳卒中患者に水中理学療法を1回40分☓週2回☓9週間おこなった。

1週間後、バランス、歩行、QoLを測定した。


次のようになった。

・平均年齢58.5、15人の患者について結果を得た。

・バランステスト、歩行テストでスコアが大きく改善した。

・特に、左右方向への動的バランス機能が改善した。

・移動性に限定するとQoLスコアはとても高くなっていた。


脳卒中患者への水中理学療法はバランス機能の改善に効果的かも知れない、


というおはなし。


水中理学療法のなかでもHalliwick法というのがあって、その様子




感想:

バランスを崩しても怪我の心配がないってところがポイントなんだろうけど、水に入る前に転んだり、溺れたりする危険が大きすぎる。

そこで代わりに、
SUMOUスーツセラピーを提案したい。わりとマジに、、
sumo suit therapy

2014年6月24日

バイオニックスーツで歩行リハビリ


New Bionic Suit Helps Stroke Survivors To Walk Again
2014  6月  アメリカ

歩行支援外骨格ロボットスーツのニュース。

脳卒中で左片麻痺になった30歳女性が、発症1ヶ月後に歩行支援スーツを着けてリハビリする様子を報じている。



このEkso GTというスーツにより通常20歩程度しか歩けないところが300歩以上可能になる。

身体を支持する人が必要ではあるものの、訓練歩数が増えることで脳の可塑性が促され、やがて歩けるようになるのではないか…


というおはなし。



感想:

経験的に、片麻痺患者が歩けないのは足に力が入らないからではない。転倒するのが恐いからである。

身体を支えてまで無理やり歩かせて「頑張ってます」アピールをする前に、まずは地味に立っていられるよう練習を促すほうがずっと効果的なんじゃないかな。
ひたすら立ち続ける訓練

2014年6月23日

脳卒中のスマートフォンアプリってどのくらいあるの?


Smart phone applications as a source of information on stroke.
2014  5月  アメリカ

脳卒中関連のスマートフォンアプリがどの程度普及しているものなのか調べてみたそうな。


2013年7月時点でApple iTunes StroreとAndroid Google Play Storeに登録されているアプリを2人の審査者が厳選、内容を吟味して分類した。


次のようになった。

・93のアプリが見つかった。 (46.2% android、 53.8% iPhone)

・47.3%は無料だった。

・92%は利用者に高評価され、60%以上が科学的に妥当な内容だった。

・47.3%は公的な健康管理機関が作成したものだった。

・半数以上が医療関係者向けだった。そのうち75%はベッドサイドでの利用を想定されていて他は研究者向けだった。

・一般人向けアプリと医療関係者向けアプリでは、科学的な信頼性に明らかな差が見られた。

・アプリの価格と科学的信頼性、ユーザー評価との間に関連はなかった。


脳卒中関連情報を扱うスマートフォンアプリを多数確認することができた。さらに質の高いアプリが増えてほしい、

というおはなし。




感想:

まず間違いなく あと5年以内にスマホからアクセスできるAI女性医師が現れる。

患者は 高いコミュ力を備えた彼女に相談してから病院にかかる。

また医療関係者のみが登録できるProfessional版もあって、

医師自らがAI女性教授にアドバイスを求めるようになる。

2014年6月22日

脳幹梗塞は睡眠呼吸障害のもと?


Brainstem infarction and sleep-disordered breathing in the BASIC sleep apnea study.
2014  5月  アメリカ

脳幹梗塞と睡眠呼吸障害との関連を調べてみたそうな。


発症13日前後の脳卒中患者355人について、

睡眠中の呼吸状況をモニターして、無呼吸・低呼吸指数(AHI)を測定した。

また放射線診断の結果から脳幹梗塞の有無を調べ関連を解析した。


次のようになった。

・全体の11%、38人が脳幹梗塞だった。

・脳幹梗塞でない者のうち59%が睡眠呼吸障害(AHIが10以上)で、AHIの中央値は13だった。

・脳幹梗塞のある者のうち84%が睡眠呼吸障害で、AHIの中央値は20だった。

・脳幹梗塞があると睡眠呼吸障害のリスクが3倍以上だった。


脳幹梗塞は睡眠呼吸障害と関連があった、


というおはなし。

睡眠呼吸障害

2014年6月21日

ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例


Two cases of stroke associated with the use of finasteride,an approved drug for male-pattern hair loss in Japan.
2014  6月  日本

ハゲ治療薬フィナステリド服用中に起きた脳卒中が2例あったそうな。


1人は、35歳男性でフィナステリドを毎日1mg☓6ヶ月間飲んでいた。

頭痛とけいれん発作で入院し、検査の結果 静脈に血栓が見つかった。

この治療に10ヶ月間を要した。


2人目は、45歳男性で、フィナステリドに加えて別のハゲ治療薬ミノキシジルを1年間併用していた。

頭痛で病院を訪れ、検査の結果 左頭頂側頭葉に脳梗塞が見つかった。


フィナステリドを使用中に血栓が起きた事例は日本で14例報告されている、


というおはなし。
図:ハゲ治療薬で脳卒中


感想:

Yahoo知恵袋にこんなのがあった。
ミノキシジル5%を1年半使っていたら脳梗塞になりました。この発毛財が関係して...

脳梗塞になるよりはハゲの方がずっといいと思う。

2014年6月20日

自分の脳卒中動画を晒す女性が現れる


Stroke 'selfie' helps save Canadian woman's life
2014  6月  カナダ

あるカナダ人の女性がテレビを観ている最中に左半身に痺れを感じた。

脳卒中を疑って病院を訪れたところ、ストレスが原因と医師に言われた。

納得がゆかなかったがリラックスできる呼吸法を教わり帰宅した。


数日後、自動車運転中に再び同様の症状が現れたのでスマートフォンで自分撮りした。

そして別の病院へ行き医師に動画を見せたところ、すぐに検査を行うことになった。

その結果脳梗塞が3ヶ所見つかり、ようやく脳卒中であると認めてもらえた、


というおはなし。


これがその動画



感想:

このニュースがやたら拡散しているので取り上げた。

スマホも脳卒中もまったく珍しくないから こういう事例はもっとあってもイイと思う。

2014年6月19日

降圧薬を多めに処方されている人は転倒しやすい


Greater Daily Defined Dose of Antihypertensive Medication Increases the Risk of Falls in Older People-A Population-Based Study.
2014  6月  オーストラリア

降圧薬の処方用量と転倒との関連を調べてみたそうな。

平均年令72、平均血圧142/80の409人について転倒の有無を12ヶ月間調査したところ、


次のようになった。

・調査期間内に39%が転倒を経験した。

・転倒者の多くは1日あたり通常より高い用量の降圧薬を処方されていた。

・高用量の降圧薬は転倒リスクであり、特に脳卒中歴があるとこの関連は顕著だった。


普通の人より多めに降圧薬をもらっている高齢者は転びやすかった。特に脳卒中経験者で明らかだった、


というおはなし。


感想:

降圧薬が効きすぎて クラッくら してるってことだと思う。

退院当初、かの有名なディオバンを処方されて飲んでみたら最高血圧が80くらいまで下がってしまい、椅子から立ったとき目の前が真っ暗になった思い出。

2014年6月18日

脳卒中患者のデフォルト・モード・ネットワークは…


Significance of longitudinal changes in the default-mode network for cognitive recovery after stroke.
2014  6月  韓国

脳卒中患者の認知機能の回復過程はよくわかっていない。

そこで、基底状態にある脳活動を表すデフォルト・モード・ネットワークとの関連を脳機能MRIを使って調べてみたそうな。


右脳損傷の11人の脳卒中患者と11人の健常人について安静時のfMRIを発症1か月、3ヶ月、6ヶ月後に撮影し、デフォルト・モード・ネットワークと認知機能の回復状況との関連を解析した。


次のようになった。

・発症1か月後の脳卒中患者では後帯状皮質、楔前部、内側前頭回のデフォルト・モード・ネットワーク連結性が大きく低下していた。

・3ヶ月後にはこれら脳領域のデフォルト・モード・ネットワーク連結性は元に戻っていた。

・損傷を受けていない側の脳の背外側前頭前野のデフォルト・モード・ネットワーク連結性が認知機能の回復と著しい相関があった。

・これは脳損傷で低下した認知機能の代償的なプロセスと考えられた。


回復過程にある脳卒中患者のデフォルト・モード・ネットワークの変化と認知機能に影響する脳領域を示すことができた、


というおはなし。


感想:

デフォルト・モード・ネットワークってなんぞや?と思い検索してみると、、、面白かった。
浮かび上がる脳の陰の活動
キーワードトレンドをみると、4,5年まえから急に注目されている。


[デフォルト・モード・ネットワーク]の関連記事

2014年6月17日

[喫煙パラドックス] rt-PAがよく効く患者の特徴とは


The smoking paradox: impact of smoking on recanalization in the setting of intra-arterial thrombolysis.
2014  5月  フランス

脳梗塞へのrt-PAを使った血栓溶解治療は喫煙者のほうがよく効くといわれている。

ほんとうかどうか確かめてみたそうな。


2007-2012のrt-PA治療を行った脳梗塞患者について、喫煙状況と詰まった血管の完全再疎通率との関連を解析し、90日後の回復度を比較したところ、


次のようになった。

・227人の患者データが見つかった。

・18.5%は現役喫煙者、16.7%が前喫煙者だった。

・現役喫煙者の完全再疎通率は45.2%、前喫煙者は42.1%、非喫煙者は22.5%だった。

・喫煙経験が必ずしも良好な回復結果と関連していなかった。


rt-PAの血管再疎通効果は、確かに喫煙者でより効果的だった。だからといって喫煙が推奨されるべきではない、


というおはなし。

図:喫煙とrt-PA効果



感想:

喫煙パラドックスと言うよりも、

詰まった血管を完全に通すことが有効な治療である、とする考え方への挑戦なんじゃないかな。

2014年6月16日

アイパッチ療法+視運動性刺激は効果があるのか?半側空間無視に


Randomized Controlled Trial on Hemifield Eye Patching and Optokinetic Stimulation in Acute Spatial Neglect.
2014  6月  ドイツ

脳卒中で右脳を損傷した患者はしばしば半側空間無視を経験する。

そこで、半側空間無視治療の効果を検証してみたそうな。


右脳損傷の急性期脳卒中患者21人を

*半視野アイパッチ療法+視運動性刺激療法 グループ
*ほったらかし自然治癒グループ

に分けて毎日1週間治療を続けたのち、その改善効果を1ヶ月間フォローした。


次のようになった。

・両グループ共に大きく改善し、その効果は1か月後も維持された。

・グループ間で改善効果の差はほとんどなかった。


半側空間無視の急性期脳卒中患者への半視野アイパッチ療法と視運動性刺激療法はまったく効果がないことが確認できた、


というおはなし。



感想:

2つ組み合わせて効果ゼロ、そのままほうっておくのと一緒。身も蓋もない結果。
視動性刺激療法とは 半側空間無視を治す新しい方法

2014年6月15日

良性発作性頭位めまい症と脳卒中との関連


Increased risk of ischemic stroke in patients with benign paroxysmal positional vertigo: a 9-year follow-up nationwide population study in taiwan.
2014  6月  台湾

良性発作性頭位めまい症(BPPV)は頭の位置を変えたときに現れるめまいとして知られている。

症状が脳卒中にも似ているので、関連を調べてみたそうな。


BPPVと診断された患者4000人と同年齢のめまいのない8000人について9年間追跡調査した結果、


次のようになった。

・BPPV患者の4.5%が、BPPVでない者の2.9%が脳梗塞になった。

・BPPV患者の脳梗塞リスクはBPPVでない者の1.4倍だった。


良性発作性頭位めまい症患者が将来 脳梗塞になるリスクは高い、


というおはなし。



感想:

めまいには関心がある

数年まえから、
風呂あがりに髪を乾かしているときに頭を左に大きく倒して十数秒すると 周囲がゆーっくり動きはじめて、視界が徐々に白くなって やがてまったくなにも見えなくなることに気がついた。

頭を起こすとすぐに治るのだけど、ちょっとムカムカする感じが残る。けれど 何も見えなくなる状況をコントロールできているのが面白くてわざと再現させたりしている。

2014年6月14日

手の痙縮 ボツリヌス療法後の過ごし方


Adhesive taping vs. daily manual muscle stretching and splinting after botulinum toxin type A injection for wrist and fingers spastic overactivity in stroke patients: a randomized controlled trial.
2014  6月  イタリア

手の痙縮を改善するのに効果的なボツリヌス療法後の過ごし方を調べてみたそうな。


脳卒中で上肢麻痺の患者70人についてA型ボツリヌス毒素を注射した。

その後、

*手首、指の屈筋のテーピンググループ
*毎日{ストレッチ+関節ほぐし運動+スプリント}グループ

に分けて10日間の治療のち、さらに2週間、1か月後まで改善効果をフォローした。


次のようになった。

・毎日ストレッチグループに比べ、テーピンググループでは2週間後、1ヶ月後も手首、指の痙縮スコアは小さかった。

・さらにテーピンググループでは安静時の指の位置が1か月後まで著しく改善していた。


ボツリヌス療法後の過ごし方として、手首、指の屈筋のテーピングは、毎日{ストレッチ+関節ほぐし運動+スプリント}よりもずっと効果的であることがわかった、


というおはなし。

指テーピング



感想:

ボツリヌス療法後は、外からの力の干渉は好ましくないってことなんだろな。

2014年6月13日

動物性タンパク質をたくさん摂ると脳卒中予防になる


Quantitative analysis of dietary protein intake and stroke risk.
2014  6月  中国

食事で摂るタンパク質と脳卒中との関連を見なおしてみたそうな。


医学データベースより関連する研究を厳選し、データ統合ののち再解析したところ、


次のことがわかった。

・254489人の被験者を含む平均追跡期間14年、7件の研究が見つかった。

・タンパク質を多く摂る人はほとんど摂らない人に比べ脳卒中リスクが20%低かった。

・1日あたりタンパク質を20グラム多く摂るごとに脳卒中リスクが26%低下した。

・タンパク質が動物性の場合、脳卒中リスクは29%低下し、植物性の場合12%の低下だった。

・7件の研究の内2件は日本、1つはスウェーデンで、彼らは魚から多くのタンパク質を摂っていた。


タンパク質を多く含む食事は脳卒中予防になる。特に魚由来の動物性タンパク質が望ましいだろう、


というおはなし。

写真:魚を食べる

感想:

魚や肉のタンパク質含有率は25%くらいだから、いつもより肉を80g多めに… が目安かな。

2014年6月12日

道路交通騒音と大気汚染 脳卒中的にどっちが深刻なのか


Combined effects of road traffic noise and ambient air pollution in relation to risk for stroke?
2014  6月  デンマーク

道路交通騒音と大気汚染はいずれも脳卒中リスクであると言われている。

そこで両方を一緒に浴びた時の脳卒中リスクについて調べてみたそうな。


年齢50-64の57053人の医療情報から1999件の脳卒中事例を抽出した。

平均11年間さかのぼって彼らの住所の変遷を追跡し、交通騒音および大気汚染被曝歴を推定し関連を解析したところ、


次のようになった。

・発症直前の住環境での二酸化窒素が平均より10μg/m3または交通騒音が10dB高いと脳梗塞リスクが10%以上高かった。

・同時曝露の場合、脳梗塞に関連するのは主に交通騒音だった。

・両者ともに高レベル曝露の場合 関連はもっとも強く、脳梗塞リスクは28%増しになった。

・致命的な脳卒中は大気汚染とのみ関連があり、交通騒音との関連は見られなかった。


道路交通騒音は脳梗塞と関連し、致命的な脳卒中は大気汚染レベルとのみ関連があった。両方を一緒に浴びた時の影響も確認できた、


というおはなし。

道路交通騒音


感想:

わかりにくい。

軽い脳梗塞は騒音ストレス程度で発生するが、命を奪うほどの影響はない。ほんとにヤバイのは大気汚染をじっくり経験したのちの脳出血や脳梗塞である、ってことかな。

2014年6月11日

[音楽サポート療法] みんなで一緒にやればイイってものでもないことが明らかに


Music-supported motor training after stroke reveals no superiority of synchronization in group therapy.
2014  5月  ドイツ


音楽サポート療法は脳卒中リハビリに有効とされ、皆で演奏することにより患者同士の懇親を深める効果もある。

そこで、患者同士の同時演奏が運動機能回復に良い影響があるかどうか実験してみたそうな。


脳卒中になって間もない28人の患者について、1回30分間の簡単なピアノ演奏訓練を行った。

計10回で、最初の3回は個別に訓練を行い、

以降2人ずつペアにして、

*全員一斉に演奏するグループ
*ペア毎に順番に演奏するグループ

に分け訓練を継続した。

その後、手の器用さおよび患者の心理状態を評価、比較した。


次のようになった。

・両グループともに手の機能が大きく改善した。

・9ホールペグテストでは順番に演奏するグループでの改善が大きかった。

・ウツや疲労度が両グループで低下した。

・パートナーに対する親近感は一斉演奏グループよりも順番演奏グループの方が強かった。


音楽サポート療法により運動機能および気分の改善が脳卒中患者本人のみならず患者パートナーにも及んだ。特に演奏を順に行う場合に より効果的だった、


というおはなし。

音楽サポート療法

感想:

リハビリ病院にいるとき 嚥下に良いってことで、ばあちゃんたちが集められてみんなで歌を歌ってた。あれも順番に歌わせるとより効果的なのかな。

2014年6月10日

リウマチは脳卒中のもと


Risk of Stroke in Patients with Rheumatism: A Nationwide Longitudinal Population-based Study.
2014  6月  台湾

関節リウマチは脳卒中リスクなのか調べてみたそうな。


2004-2007の台湾健康保険データベースより関節リウマチの患者を抽出し、脳卒中の有無を調べ関連を解析したところ、


次のようになった。

・6114人のリウマチ患者のうち383件の脳卒中があった。

・同年齢の対照例24456人のデータと比較して、リウマチ患者の脳卒中リスクは1.24倍だった。

・ステロイドの使用を考慮に入れると脳梗塞リスクは1.32倍になった。


関節リウマチは脳卒中のリスク要因であり、ステロイドを使っている場合 特に脳梗塞になりやすい


というおはなし。


感想:

ちょっと前の記事と似たような話かな?
関節炎のある人の脳卒中経験率は4倍

2014年6月9日

緑地と脳卒中死亡率との関連


Green space and mortality following ischemic stroke.
2014  6月  アメリカ

住環境に緑地があると心身の健康に良いとされる。

そこで、緑地と脳卒中後の死亡率との関連を調べてみたそうな。


1645人の脳梗塞患者について住居と緑地との位置関係、日に1万台以上通行する道路との距離などを調べ、約5年間追跡調査して死亡事例との関連を解析したところ、


次のようになった。

・929人が死亡した。

・緑地に近接して暮らしている人はそうでない人に比べ死亡リスクが2割ほど低かった。

・この関連は交通量の多い道路が近くにあっても同様だった。


住居の近くに緑地がある脳梗塞患者の生存率は高かった。背景にどういう仕組みがあるのか調べてみたい、


というおはなし。

図:緑地暴露と脳卒中死亡率


感想:

リハビリ病院が過剰なほど緑豊かなところで、転院したときに別世界に来た印象を持った。

2014年6月8日

脳卒中になって間もない患者にtDCSをやってみた


The Ineffective Role of Cathodal tDCS in Enhancing the Functional Motor Outcomes in Early Phase of Stroke Rehabilitation: An Experimental Trial.
2014  5月  イタリア

経頭蓋直流電気刺激(tDCS)が亜急性期の脳卒中患者に効くかどうか実験してみたそうな。


発症19日前後の脳梗塞患者14人について、

*陰極tDCSグループ
*偽電気刺激グループ

に分けた。通常のリハビリ訓練の直前に電気刺激を10分間行った。

これを週5日☓2週間継続した。

その後の歩行能力、上肢機能を30日後まで追跡調査した結果、


次のようになった。

・両グループともに大きく改善した。

・改善程度にグループ間の差はなかった。


亜急性期脳卒中患者への陰極tDCSは機能回復を促すものではなかった、


というおはなし。



感想:

陰極tDCSの動物実験の記事はちょっとまえにあった。
脳を護る!乾電池のマイナス極で

さらにtDCSを埋め込んだヘッドギアを製作した有名音楽家を発見!

左右の頭頂と眉のあたりに電極がある。
tDCSの実験をやり過ぎたせいでこんなになっちゃったんだと思う。

2014年6月7日

日本人の脳卒中致命率 さいきんのトレンド


Acute case-fatality rates of stroke and acute myocardial infarction in a Japanese population: Takashima stroke and AMI registry, 1989-2005.
2014  3月  日本

日本人の脳卒中致命率について最近17年間の傾向を調べてみたそうな。


滋賀高島郡の住人55000人を対象とした1989-2005の調査データを解析したところ、


次のことがわかった。

・この間に2239件の脳卒中が発生し、341人が死亡した。

・年齢調整した脳卒中致命率は男性14.9%、女性15.7%だった。

・致命率の調査期間中の変化はあまりなかった。


1989-2005の日本人の脳卒中致命率はほぼ変わっていない、


というおはなし。



感想:

ちょっと前にも似たような話があった。
脳内出血 さいきんのトレンド


"近年の"医療の進歩のおかげで脳卒中から生還した人はほとんどいない、ということなのか?

2014年6月6日

アメリカの有名大学が開発したミュージックグローブ療法とは


Retraining and assessing hand movement after stroke using the MusicGlove: comparison with conventional hand therapy and isometric grip training.
2014  4月  アメリカ

カルフォルニア大学の研究者が 手のリハビリに使う ミュージックグローブ:MusicGloveを開発したそうな。


この手袋はビデオゲームと連動する仕組みで、握り動作を高頻度で訓練することができる。


中程度麻痺の慢性期脳卒中患者12人についてその効果を従来型リハビリと比較したところ、

・小さな物をつまむ能力が改善したものの、

・他の手の機能回復については従来法と大きな差はなかった。

・ゲームスコアと機能回復度との間に関連があった。

・ただし訓練の楽しさの点ではダントツだった。
ミュージックグローブが好き


ミュージックグローブを使用すると、つまみ動作を高頻度で繰り返すことができる。この訓練は求心性をうながし手の機能改善に良いと考えられる、


というおはなし。



これがミュージックグローブ療法。




感想:

太鼓の達人療法も研究してほしい。

2014年6月5日

5年以内に再発したり死んじゃう人はどれくらいいるの?


Long-Term Risk and Predictors of Recurrent Stroke Beyond the Acute Phase.
2014  5月  スウェーデン

脳卒中再発の傾向と特徴について調べてみたそうな。


1995-2008の脳内出血と脳梗塞の患者6700人について各人4年前後追跡調査したところ、


次のことがわかった。

・13.9%が脳卒中を再発した。

・この10年あまりで再発リスクは減少傾向にあった。

・年齢と糖尿病の有無が再発リスクにおおきく関連していた。

・脳内出血患者の再発は虚血性発作が半分以上で、脳梗塞グループに比べ再発リスクは減少傾向にあった。


比較的若年の脳卒中患者について近年 再発率は減少傾向にあるものの、依然その3分の1は5年以内に死亡または再発していた、


というおはなし。
図:脳卒中の再発または死亡傾向


感想:

ひどく汗をかいたあとなど長時間水分補給しなかった時に 左手足にとても強い痺れを感じることがある。

脳卒中経験がなかったらまちがいなく救急車を呼びたくなるようなレベルの痺れではある。

たぶん脳の血の巡りが悪くなっているんだろうな…って いつも想像している。

2014年6月4日

脳卒中の肥満パラドックスは本当か


Body Mass Index and Death by Stroke: No Obesity Paradox.
2014  6月  デンマーク

太っている脳卒中患者ほど予後が良いという「肥満パラドックス」は本当なのか調べてみたそうな。


2003-2012の71617人ぶんの脳卒中患者データを対象とした。

選択バイアスがかからないように、初回脳卒中後1ヶ月以内に死亡した事例のみ抽出し ボディマス指数(BMI)との関連を解析した。


次のようになった。

・11%が最初の1ヶ月以内に死亡し、そのうち70%が脳卒中が死因だった。

・内訳は9.7%が低体重、39.0%は標準体重、34.5%が過体重、16.8%が肥満だった。

・BMIが高いほど脳卒中発症年齢が低くなった。

・1ヶ月内死亡リスクは標準体重、過体重、肥満で差はなかった。

・1週間内死亡に限定しても同様の結果だった。


脳卒中患者の肥満パラドックスは確認できなかった。BMIの高い患者はとても若くして脳卒中になることがわかった。肥満の脳卒中患者は標準体重を目指すべきだろう、


というおはなし。

図:肥満パラドックス


感想:

肥満だと若くして脳卒中になるから 他の患者より元気そうに見えるのは当然、ってことらしい。

2014年6月3日

リハビリはたくさんやるほど効果的なのか?


Is More Better? Using Metadata to Explore Dose-Response Relationships in Stroke Rehabilitation.
2014  5月  アメリカ

脳卒中リハビリとして計画された時間と運動機能の回復程度との関連を調べてみたそうな。


リハビリスケジュール時間の異なる複数の信頼性の高い研究を、データベースより抽出して統合、再解析した結果、


次のことがわかった。

・全体的に リハビリが少ない者よりもたくさん受けた者の方が回復した。

・リハビリスケジュールの時間それ自体が回復程度をよく反映していた。


脳卒中患者へのリハビリスケジュール時間が増えるほど運動機能の回復は良かった。リハビリはたくさんやるほど効果的であることがわかった。リハビリスケジュール時間よりも実動時間や訓練の繰り返し回数の方が目安として適切かも知れない、


というおはなし。



感想:

2014年6月2日

バーチャル・リアリティで麻痺した手が自由に動く装置


New Device “Tricks” Stroke Victims Out of Paralysis
2014  5月  スイス

大学発ベンチャー企業が上肢リハビリの画期的な装置を開発したそうな。


チューリッヒ工科大学の研究者たちが立ち上げたMindMaze社が開発したMindPlayPROは、被験者の動作を3次元的に読み取り、そのアバターをリアルタイムにスクリーンに表示する。

ただしその左右は反転されているので、片麻痺患者は健常側でのトレーニング映像があたかも麻痺側の上肢が動いているかのように錯覚する。

この効果により脳の可塑性が促されることが期待できる、


というおはなし。

写真:マインドプレイプロ
(ビデオページにリンク)



感想:

社長の志が立派すぎて、鏡を1枚置けば済む話じゃん と言えない空気。

2014年6月1日

患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様


Structural changes induced by daily music listening in the recovering brain after middle cerebral artery stroke: a voxel-based morphometry study.
2014  4月  フィンランド

音楽は脳内の様々な箇所に影響を与えることができる。

音楽刺激による脳卒中患者の認知機能や気分の改善効果は報告されている。
そこで脳の構造にも変化が起きるものかどうか調べてみたそうな。


急性期の脳卒中患者49人について(左脳損傷24人、右脳損傷25人)、

*好きな音楽(ポップ、ジャズ、クラシックなど)
*自分で選んだオーディオブック
*なにも薦めない

の3グループに分けた。

各々 毎日1時間以上聴くように薦め、日記をつけさせて聴いた頻度を確認した。

すべてのグループに通常のリハビリを併行した。


6ヶ月後、介入前後に撮影したMRIデータをボクセル単位形態計測(Voxel-based morphometry)という客観性の高い方法で解析した。


次のことがわかった。
・6ヶ月間ですべてのグループで灰白質体積の著しい増加箇所が認められた。

・体積増加箇所は側頭葉、前頭葉、辺縁系、小脳に局在していた。

・特に、音楽グループの健常側で体積増加が著しかった。

・他の2グループに比べ灰白質の体積が著しく増加した箇所を抽出したところ、左脳損傷患者の音楽刺激グループでのみ前頭葉に3箇所、辺縁系で2箇所見つかった。

・右脳損傷患者では音楽グループの左の島皮質にのみ灰白質増加箇所が見られた。

・体積増加箇所と行動検査結果との関連を解析したところ、左脳損傷患者の前頭葉の体積増加箇所は記憶、言語、スキル、注意力の改善に関連し、辺縁系のそれはウツ、緊張、疲労、イライラ感の減少と関連があった。

・一方右脳損傷患者の島皮質の体積増加箇所は言語スキルの改善と関連があった。

・白質体積の明らかな変化はなかった。


脳卒中患者に音楽を聴かせることは 行動面での改善のみならず、回復途上にある脳に神経解剖学的な変化をもたらす ことが確認できた、


というおはなし。
図:音楽療法で脳が増える

感想:

この報告では右脳損傷患者への影響が小さい。

自分の右脳出血経験では、発症後すぐに聴いた音楽のいくつかは、空き缶をデタラメにたたいているように聞こえた。

右脳がダメージを受けていてもOKな音刺激があるはずで、 音楽の種類がとても大切な気がした。
→ 脳の中に音刺激を創り出す
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