元
Carryover effects of cyclical stretching of the digits on hand function in stroke survivors.
2014 5月 アメリカ
脳卒中患者の手の指を曲げ伸ばししてあげたあとの効果がどれくらい続くものか実験してみたそうな。
*発症2-6ヶ月の亜急性期脳卒中患者12人と、
*7ヶ月以上経つ慢性期の患者15人について、
アクチュエーター付きの手袋をはめさせて指の曲げ伸ばし(ストレッチ)の繰り返しを強制的に30分間☓3日間おこなった。
この前後での手の機能を評価、比較した。
次のようになった。
・指ストレッチの直後は両グループともに手の機能が大きく改善した。
・特に亜急性期グループではその効果が1時間後もそのまま維持され、さらに翌日にも効果が持ち越された。
・一方、慢性期グループの改善効果はその場限りで 翌日には観測できなかった。
手の指の繰り返しストレッチ運動は亜急性期脳卒中患者でその効果の持続性が確認できた。リハビリの前にこの運動をするといいかも知れない、
というおはなし。
感想:
慢性期患者でも直後には改善効果があるのだから、もっと高頻度でやればいいってことなんだろ。
偶然みつけたこのビデオ 何度も観てしまった… (3分間)