元
Physical inactivity post-stroke: a 3-year longitudinal study.
2014 5月 イギリス
脳卒中から3年後までの身体活動レベルの変化を調べてみたそうな。
平均年令76の脳卒中患者74人について、入院中、1年後、2年後、3年後の身体活動状況を調べた。
activePALという装置を身体に付けて1日の活動度を計測記録した。
次のようになった。
・入院中、94%の時間は座るか寝た状態で過ごし、立位の時間は4%、歩行時間は2%だった。
・時間が経つにつれ座位、臥位の時間は減り歩数が増えた。
・3年後、立位の時間が18%、歩行時間が9%になった。
・ウツや左脳損傷、空間無視があると身体活動レベルが依然低かった。
脳卒中になるとほとんどの時間を動かずに過ごす。約1年で身体活動は大きく増加するが、その後の改善は緩やかである、
というおはなし。
感想:
病院の中ではあえて動かない人が優秀な患者。
ある程度動けるようになったら サッサと退院した方がいいと思う。