元
The Long-term Nutritional Status in Stroke Patients and its Predictive Factors.
2014 3月 フランス
脳卒中後の栄養失調は珍しくなく予後に悪影響を与える。
そこで長期的な体重変化とその要因を調べてみたそうな。
71人の脳卒中患者について、
*入院直後、退院時、1年後、2年半後の体重
*栄養失調の有無
*関連要因
を調査した。
次のようになった。
・脳卒中専門病棟で体重が4.0kg減少した。
・リハビリ病院に移ると2.0kg増加した。
・そして時間をかけて徐々に元の体重に近づいた。
・最終的に、40.1%が元の体重を下回った。
・38.0%は発症前より大きく体重が増えた。
・21.1%は比較的安定していた。
・体重変化の要因は、食べ物への嗜好の変化だった。
・47.9%が栄養失調で、食事量の減少、施設への入所、糖尿病と関連があった。
栄養失調はよくあることで、食事量の減少や食べ物への嗜好の変化が原因と考えられた、
というおはなし。