元
The incidence of stroke by socioeconomic status, age, sex, and stroke subtype: a nationwide study in Korea.
2014 3月 韓国
世帯主の収入レベルと脳卒中のなりやすさとの関連を調べてみたそうな。
2千万人あまりを対象に、世帯主の収入レベル毎に6つのレベルに分類して脳卒中の発生件数との関連を解析したところ、
次のようになった。
・2005年に57690人が脳卒中になった。
・世帯主の収入レベルが下がるにつれ脳卒中の発生件数は男女ともに増加した。
・74歳以下では収入低下に伴い脳卒中が増えたが、75歳以上では収入レベルでの違いはなかった。
・収入レベルによる差がもっとも大きいのは男性の脳内出血だった。
・クモ膜下出血には収入レベルによる違いはみられなかった。
世帯主の収入レベルが下がるにつれ脳卒中が増えた。この関連は性別、年齢、脳卒中の種類によって異なった。この差がもっとも大きく現れるのは男性の脳内出血だった、
というおはなし。
世帯主の収入レベル別、男性の脳出血発生率と年齢
感想:
すごい説得力を感じる。