元
Deep repetitive transcranial magnetic stimulation with H-coil on lower limb motor function after stroke: a pilot study.
2014 3月 イタリア
反復経頭蓋磁気刺激治療(rTMS)の下肢への効果を検証してみたそうな。
10人の慢性期脳卒中患者について、3週間11回のrTMS治療を行った。
rTMSは刺激が深部まで届くHコイルを用い、20Hzで刺激した。
4週間の間を空けて偽刺激での実験も行った。
次のようになった。
・rTMS治療により下肢の運動機能が著しく改善した。
・この効果は4週間以上持続した。
・歩行スピードも改善した。
3週間のrTMS治療によって下肢機能が改善しその効果が持続した、
というおはなし。
感想:
Hコイルのwikipediaがあった。
深部刺激とは別の良い点があって、
・ヘルメットの中に偽刺激用のコイルを内蔵できるので
・施術者が治療中にリアル刺激か偽かを知りえなくできる。
・偽刺激でもリアル刺激と同じ音を発生できる。
とのこと。
二重盲検が捗るな…