元
Evaluation of driving confidence in post-stroke older drivers in South Australia.
2013 12月 オーストラリア
脳卒中経験者は自信の欠如から自動車運転を控えてしまいがちである。
運転復帰した者たちの自動車運転への自信レベルについて調べてみたそうな。
自動車運転復帰した脳卒中経験者40人(うち男性25人)平均年齢65と、
脳卒中経験のない平均年齢72の114人(男性56人)について、
自動車運転自己評価スコアを測定し、比較した。
次のようになった。
・両グループ間で自己評価スコアに有意な違いは見られなかった。
自動車運転に復帰した脳卒中経験者は、非経験者と同レベルの運転に関する自信を有していた。自信を欠いている脳卒中経験者がいれば、勇気づけてあげることで運転復帰できるようになるかもしれない、
というおはなし。
感想:
問題の捉え方がおかしい。
完璧に健康な人にとってさえ自動車運転は危険がいっぱいなのに、一度脳にダメージを負った高齢者が同レベルに自信を持っているというのは、明らかな認知異常の証拠だと思う。
ビビって運転できなくなるくらいに何度も注意を促すべきだと思う。
スポーツカーに乗り換えようかと最近激しく悩んでいる脳卒中経験者が言うのだから間違いない。