元
Rehabilitation Improves Behavioral Recovery and Lessens Cell Death Without Affecting Iron, Ferritin, Transferrin, or Inflammation After Intracerebral Hemorrhage in Rats.
2013 12月 カナダ
脳内出血後のリハビリテーションの神経保護効果について実験してみたそうな。
ネズミを人為的に脳内出血にして1週間後、
*運動学習課題を含むリハビリをするグループ
*なにもしないグループ
に分けた。
その2週間後に解剖し、血腫周辺の細胞死、その他関連物質の分布を調べた。
次のようになった。
・脳内出血によって運動機能が障害されたが、リハビリで大きく回復した。
・血腫による細胞死はリハビリグループで著しく小さかった。
・鉄関連タンパク質やグリア細胞の増加はリハビリに影響を受けなかった。
脳内出血後のリハビリテーションは行動改善および神経保護に有効だった。これらの効果は鉄毒性や炎症に影響した結果ではなかった、
というおはなし。
感想:
脳内出血のあとはいつまでもじっとしてちゃいけないってことなんだろうな。