元
Mirrored Feedback in Chronic Stroke: Recruitment and Effective Connectivity of Ipsilesional Sensorimotor Networks.
2013 12月 アメリカ
ミラーセラピーの鏡像フィードバックで脳にどんな影響があるのか調べてみたそうな。
15人の慢性期脳卒中患者について、健常な側の手指の曲げ伸ばし運動中の脳機能MRIを撮影した。
この際、手の動きに連動するバーチャルハンドが患者に表示された。
そのまま表示する場合と、鏡像反転して表示する場合との脳の反応の違いを観察した。
次のようになった。
・鏡像フィードバックと麻痺手を司る病側脳の活発化と関連があった。
・鏡像フィードバック時の体性感覚野と運動野との強いつながりが確認できた。
鏡像表示することで損傷した側の脳の活動が活発になった。ミラーセラピーは本当にリハビリに効くのかもしれない、
というおはなし。